エリートNEXTとしては初めての対外試合、遠征となりました。
普段はそれぞれの会場で練習しているエリートNEXT 5コースから選ばれた選手たちの合同チームでの参加となったため、遠征当日に初めて会う仲間も多くコミュニケーションが取れるか心配していましたが、現地へ向かうバスの中では賑やかな会話が途切れることなく、会場に着いた時にはみんな仲良くなっていました。
大会では、初めてセレッソのエンブレムが着いたユニフォームで試合をする、ということで最初は緊張した表情をしていた選手もいましたが、試合を重ねるごとに連携も良くなり、それぞれの個性を発揮しながらプレーする場面が増えていきました。
2日間で予選リーグ4試合、トレーニングマッチ1試合、そして順位決定戦となった決勝戦、と合計6試合を行いましたが、選手たちの戦う姿勢に徐々に変化が見られ、勝ちたいという思いが強くなっていくのを感じました。また決勝戦はYouTubeでライブ配信されたり、入場のセレモニーが行われたり、と普段経験できない雰囲気の中での試合となりましたが、選手たちはピッチの中で思い切りプレーし、優勝することができました。
2日間を通じてサッカーの面では少し成長が見られました。サッカー以外の面（あいさつやマナー、まわりを見て気づき判断して行動すること、食事の量や質など）ではまだまだ課題が残りましたが、何より選手たちが笑顔で無事に遠征を終われたことは良かったと思います。
今よりもっと良い選手になるために、今回の遠征で経験したことをしっっかりと振り返り、今後に繋げていってほしいと思います。
最後になりましたが2日間お世話になった大会関係者の皆様、選手をサポートしてくださった皆様ありがとうございました。今後も機会があればエリートNEXTでの試合や遠征を行っていきたいと思います。
(セレッソ大阪エリートクラス奈良・奈良南監督 鈴間 晴崇）
