2月10日(土)FUJI XEROX SUPER CUP
川崎フロンターレ - セレッソ大阪 (13:35KICK OFF/埼玉)
試合写真・コメントなど |チケット
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昨季、悲願のリーグタイトルを獲得した川崎Fは急ピッチにチームを仕上げている。というのも昨季の主力メンバーが全て残留しており、チーム戦術の熟成に時間を割くことができているからだ。また、新加入選手として獲得したのがFC東京から復帰の大久保嘉人で、当然のことながらすでにチームにフィット。その大久保はストライカーの仕事よりも中盤の役割が増えそうだが、中村憲剛レベルのパスセンスを持つ選手なだけに、前線の小林悠をはじめとした点取り屋はどこからでもパスが出て来る状態にある。
川崎Fの選手の中では、その大久保が「FUJI XEROX SUPER CUP」を強く意識している。自らのコンディションをどこに合わせるのか尋ねると、大久保は力強く言いきった。
「それはゼロックスでしょう。ルヴァンカップではセレッソに負けてんですよ。そこはゼロックスに合わせないと。その前に試合はないですよね。そしたら、そこに合わせないと」
昨季、大久保はFC東京の一員として戦っており、ルヴァンカップ決勝で直接セレッソに負けたわけではない。それでも、「FUJI XEROX SUPER CUP」でのリベンジを強く意識しているところが彼らしい。
大久保は昨季の川崎Fのほとんどの公式戦を見ていたということもあり、特にルヴァンカップ決勝 でセレッソに無得点で敗れることに対し、残念な思いが強かったと話す。だからこそ、セレッソとのこの直接対決を彼なりに意識しているようだ。
大久保は試合に出れば得点が計算できる選手ではあるのだが、ただ1つ気になるのは川崎Fの選手層が厚くなったことにより、必ずしも大久保がスタメンを約束されている訳ではないということ。今季ここまで、川崎Fは主に4−2−3−1というシステムを採用してきているが、前線の「3−1」のエリアが激戦区で、誰がいつ使われるのかが全く読めない状態にある。「FUJI XEROX SUPER CUP」直前の最後の対外試合となった浦和との練習試合(2/3@沖縄キャンプ)では、大久保に加え、昨季10得点の阿部浩之も控えからのスタートを余儀なくされていた。この浦和との練習試合の布陣がそのまま「FUJI XEROX SUPER CUP」先発と一致する訳ではないだろうが、それにしても高いレベルの競争が起きているのは間違いない。
古巣でもあるセレッソをリスペクトし、ゴールしても決して大げさに喜ばない大久保が、この試合に先発するのかどうか。そもそも川崎Fはどのようなメンバーで今季をスタートさせるのか。注目点は多い。
文・江藤高志
ニュース
FUJI XEROX SUPER CUP 2018|相手チーム情報:復帰の大久保嘉人は、この試合を意識。ルヴァンカップ決勝のリベンジなるか。
2018年2月9日(金)
- タグ:
- FUJIXEROXSUPERCUP,
- 大久保嘉人
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