4月14日(土)2018明治安田生命J1リーグ 第8節
セレッソ大阪 1-0 FC東京 (15:03/ヤンマー/17,790人)
試合写真・コメントなど
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リーグ戦3連勝中のセレッソ大阪が同4連勝中のFC東京をホームに迎え撃った今節は、好調なチーム同士の一戦らしく、互いに譲らない緊迫した展開となる。そんな中、74分、相手のミスを逃さずに高木俊幸がゴールを決めたセレッソが1-0で勝利した。
前節の川崎フロンターレ戦から中2日で迎えた今節。セレッソの先発は、前節から6人変更。松田陸、木本恭生、水沼宏太、高木、杉本健勇がスタメンに戻り、ボランチには、この試合がJ1リーグ初先発となった西本雅崇が入った。
前半、セレッソは、「(裏の)スペースを消してうまく守れた」と木本も話したように、ある程度、FC東京にボールを持たせつつ、全体の守備組織を整えて対応。FC東京のシュートを1本に抑えた。攻撃では、10分、柿谷曜一朗が引いて受けて、右サイドへ展開すると、松田がクロス。ファーサイドで受けた高木が巧みなトラップで室屋成をかわし、決定的な形に持ち込んで左足でシュートを放ったが、ここはクロスバーを越えた。12分にも、古巣対戦となった松田と水沼のコンビからチャンスを作ったが、ゴールには至らず。すると、25分には、FC東京に左サイドを崩され、東慶悟のクロスから永井謙佑にシュートを許したが、キム ジンヒョンが足に当てて防いだ。
随所で球際の激しい攻防もありつつ、慎重な試合運びを見せる両チーム。互いに守備の堅さが目立った前半は0-0で終了した。
後半開始から富樫敬真に代えてディエゴ オリヴェイラを投入してきたFC東京の長谷川健太監督。すると48分、サイドの裏へ抜け出した永井のクロスから早速、ディエゴ オリヴェイラが左足で合わせるも、ここはミートせず。51分には、高木のパスに杉本が抜け出し、セレッソもチャンスを迎えかける。57分には松田のクロスから杉本がシュートを放てば、58分にはディエゴ オリヴェイラがペナルティーエリア内で、独力でシュートまで持っていくなど、一進一退の攻防が続く。
67分、尹晶煥監督は2枚同時交代を敢行。柿谷に代えてヤン ドンヒョン、西本に代えて山村和也をピッチに投入した。すると74分、セレッソがFC東京の一瞬のスキを突いて先制に成功する。キム ジンヒョンのゴールキックをヤン ドンヒョンが頭で競り、前方へボールが流れると、チャン ヒョンスが処理を誤る。GKとお見合いするような形でボールがこぼれると、詰めていた高木が奪い、無人のゴールへ蹴り込んだ。
その後も最後まで守備の集中力が途切れなかったセレッソは、攻撃でも躍動感が生まれ、88分には杉本が、試合終了間際には清武弘嗣が、それぞれ追加点のチャンスを迎えるも決め切れなかったが、このまま1-0で勝利。公式戦11試合ぶりの無失点を達成するとともに、リーグ4連勝を達成し、リーグ戦の順位も3位へ浮上した。
文・小田尚史
ニュース
J1 第8節 FC東京戦|レビュー:堅い守備とスキを逃さない攻撃。好調対決を制し、3位浮上!
2018年4月15日(日)
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