6月8日(水)2016明治安田生命J2リーグ第17節
V・ファーレン長崎 - セレッソ大阪 (19:00KICK OFF/長崎県立)
試合写真・コメントなど チケット
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●大熊清監督
前節・カマタマーレ讃岐戦 は先制した後に追加点を決め切れなくて、後半に(扇原貴宏の)退場があり、10人になってもオーガナイズできれば良かったが、失点を重ねてしまった。11人の時は、相手が前に蹴って来てもしっかり拾いながら悪い感じはしなかったが、10人になって少し慌ててしまった。もう少ししっかりつなぐことができれば良かったが、相手の圧力に押されて簡単に蹴ってしまう場面も見受けられた。少し状況が悪くなった時に、もう少し耐えることや全員ではねのけること、ピッチの中で誰かが落ち着かせることも大事になる。チームの方向性や角度を(第15節・ファジアーノ岡山戦 から)変えたなか、1試合は良くて、1試合は結果が出なかったけど、1試合の結果が悪かったからと言って、行ったり来たりすることは得策ではない。得点も決まりだしているので、今の形を継続してやり続けるべきだと思っている。ホームでの逆転負けから、きっちり再出発できるように、勝ちに向けて全力を尽くしたい」

Q:今節は長崎・永井龍選手と対戦することになるが?
「(セレッソ大阪では)すごく苦労していたけど、今は得点王も狙える位置にいる。すごく頑張っている。偉いと思うしうれしいけれど、対戦相手となった今はそこを評価している場合でもない。いい意味でリスペクトしながら、こっちも全力で戦って、お互い正々堂々と試合をしたいと思う」

●山下達也選手
「最近は無失点の試合が少ないし、失点数も増えてきている。後ろが踏ん張らないと、チームは安定しない。言葉で言うのは簡単だけど、あと一歩寄せること、首を振ること、そういう意識が大事になる。相手がシンプルに裏に蹴って来たとしても、落ち着いてプレーしたい。起点を作られる場面もあるかもしれないけど、そこからのセカンドボールにも対応したい。セットプレーからのセカンドボールは前節も課題が出たので、どんな状況でも集中しないといけない。
(永井龍選手について)
調子も良さそうだし、得点を取る感覚も伸びていると思う。泥臭く必死になって圧力を掛けてくる部分もあるので、そこは警戒しないといけない」

●山村和也選手
「プロになって、地元の長崎で試合をするのは初めて。家族や友人、昔お世話になった監督やコーチの方も見に来てくれる予定なので、成長している姿をプレーで見せたい。V・ファーレン長崎とは高校時代、V・ファーレンが地域リーグの頃に練習試合で対戦したこともある。故郷の長崎にプロのクラブができたことは、長崎がふるさとの人間としてはうれしい。ただ、今回は試合で長崎に行くので、自分たちが勝てるようにしっかり準備して、勝点3を取って大阪に戻って来たい。最近の試合は失点や危ない場面も増えているので、守備で修正すべきところは修正して試合に臨みたい。連戦なので、勝って次の試合につなげたい」