4月30日(日)2017明治安田生命J1リーグ第9節
セレッソ大阪 - 川崎フロンターレ (19:00KICK OFF/ヤンマー)
試合写真・コメントなど チケット
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●尹晶煥監督
「今、レギュラーで出ている選手たちも、ルヴァンカップに出ている選手たちも、すごく頑張っていると私は思っています。(最近の試合では)勝ち切れてはいないですが、ただ負けてはいないので、そこまで雰囲気は悪くはないです。今までは順調に来ていますが、我々はJ1でずっとやっていたチームではありません。これから多くの試合が残っていますし、1試合1試合がすごく大事になります。
川崎フロンターレは、すごくパスがいいチーム。そういうパスワークをどれくらい止められるかが、すごく大事になります。我々がそういう姿を見せることができれば、フロンターレは苦しむことになるんじゃないかとは思いますが、状況によっても変わってくると思います。
ただし、相手がどこであれ、我々がやろうとするプレー、守備から攻撃に切り替えるところまでうまく展開できれば、いい結果もついてくると思っています。

(Q:監督自身が現役時代に出場していた2000年のJ1リーグ戦1stステージのフロンターレ戦について)
私も鮮明に覚えています。本当に衝撃的でした。絶対に優勝できるだろうと思っていましたが、できなかったので。負けたので、いい想い出にはなっていないのですが、そういう経験があるので、選手たちに話せる部分はあると思います。そのときのメンバーと今のメンバーはもうだいぶ違うので、そこまでは当時のことは気にしていませんし、当時のサッカーと今のサッカーも違います。もちろん、今回の試合でも勝つために努力しますが、結果というのは終わったあとにわかるもの。とにかく、最善を尽くして頑張ります」 

●杉本健勇選手
「(Q:古巣対決なるが?)
目の前の1試合というのは変わらないですが、やっぱり意識するところはあります。いろいろ思いはありますが、まずは試合に勝ちたい。今は引き分けが続いているので、勝ちきれるようにやっていきたい。
(Q:引き分けが続く現状について)
勝ち切れていないという言い方もあれば、負けていないという言い方もできるし、それは人それぞれだ思いますが、リーグ戦のここ2試合は追い付かれているという形。そこは自分たち次第で、(結果を勝利に)変えることはできる。いい教訓になったと考えて、明日は同じことをしないようにしたい。
(Q:川崎フロンターレについて)
ボールを回せたり攻め崩しの部分では、J1で上位のチームだと思う。僕たちは行けるときは前から奪いに行きたい、相手のゴール近くで奪えればチャンスになる。受け身になるばかりでなく、どんどん自分たちからチャレンジしていきたい。また、フロンターレには経験ある選手が多いし、技術の高い選手が本当に多かったので、(在籍していた当時)『自分はまだまだやな』と思わされたし、『もっともっとうまくなりたい』という気持ちにもさせてもらった。同じポジションの(大久保)嘉人さんなど選手たちからもいろんなことを学ぶことができた。そういうことを吸収できたのは貴重な経験。ただ、途中出場も多く、自分のポジションをつかみきれなかったので、どっちかといえば悔しい思いのほうをしていた。メンバーも監督もそのときとは違いますが、『見返したい』という思いがあるし、そういう意味では結果が大事になると思う。自分がゴールを決めて勝てれば一番いいが、チームを第一に考えて、まずはチームとして勝利をつかめるようにしたい」

●丸橋祐介選手
「(プロデビューした2010年4月25日から、丸7年が経ったが)デビューしてからここまで結構試合にも出させてもらって、気がつけばJ1で150も試合に出ることができている。うれしいですし、もっともっと試合に出ていきたいなと思います。
(Q:最近の引き分けが続いている状況について)
勝てる試合を引き分けにしてしまっている。そこは本当に悔しいですし、もっと全体で最後まで集中を切らさずにやることが大事になってくる。まだ甘いなと、やっていても思っています。決めきるところで決めきれていたらもっと楽にゲームは運べたと思うし、決めきれないというところで流れが相手に行ってしまうもの。そういうところで、自分を含めて全員が決めきることにこだわってやっていきたい。
(Q:パスをよくつなぎ、主導権を握ってくるフロンターレに対して)
組織でしっかり守っていくことができれば、チャンスは絶対に来ると思うので、そこでどれだけ決めきるかが鍵。まずはしっかり守備から(という意識)は変わらずにやっていきたい。中村憲剛選手のところからはいいボールが出てくるので、しっかり全員で抑えていきたい」