5月28日(日)2017明治安田生命J1リーグ第13節
ヴィッセル神戸 - セレッソ大阪 (17:00KICK OFF/ノエスタ)
試合写真・コメントなど チケット
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●尹晶煥監督
「5月はここまで、公式戦で5勝1敗。すごくいい流れに乗っている。直近の神戸戦にも勝っている。明日、すぐまた神戸との対戦になりますが、みんな共通して考えているのは、『うまく行っている時こそもっと集中して、この山場を乗り越えていこう』ということ。明日の試合もやり易い試合にはならないが、ルヴァンカップで試合に出なかった選手たちも、いい準備をしている。(第10節の)柏レイソル戦のような、バラける姿は見せないと思う」

Q:ルヴァンカップの前には神戸の激しさを警戒されていたが、実際、そのような試合になった。明日のリーグ戦でも、球際の激しい試合になりそうか?
「そうですね。相手はもっと激しく、もっと荒く(タフに)戦ってくると思う。なぜかと言うと、ルヴァンカップで僕らに負けているから。きっとそういう風に出てくると思う。でも、私たちは、そういった球際にも負けず、さらに賢く、インテリジェンスを持って乗り越えないといけない」

Q:神戸には2列目に個人技のある選手もいるが、この試合での守備のポイントは?
「僕らが今までやってきたことをやることが必要。コンパクトさを保つことが大事になる。そうすることで、お互いの距離感が維持できて、一人がかわされても次のカバーができる。そういうことをいつも話している。さらに大事なことは、ボールを奪った後、攻撃につなげること。ルヴァンカップでは、そういうところができなかったところもあった。カップ戦のメンバーとリーグ戦のメンバーはまた違うので、そういうところも期待できると思う」

Q:今週はW杯アジア最終予選に臨む日本代表のメンバーも発表され、セレッソ大阪からは山口蛍選手が選ばれて、清武弘嗣選手は選ばれなかったが、彼らに何か言葉はかけましたか?
「代表というのは特別なモノ。国を代表するモノなので、フル代表の監督さんも、すごく慎重に考えられたと思う。冷静に判断して、選出されたと思う。清武については、“今”が大事なわけではない。『チームでコンディションと技量を上げれば入れるチャンスはある』という話はしました。ここでうまくやれなければ、代表には入れない。本人も、『明日の試合に集中したい』という話をしました。代表は自分に対してのプライドや名誉にもなるので、誰でも『入りたい』という気持ちを持つのは当たり前ですが、今回は移動も長いので、代表に行かずにここで(トレーニングを)やった方がいいかも知れません。彼の様子は明るい。そして、すごく前向き。そういう姿を見ることができてよかった」

●山口蛍選手
Q:ヴィッセル神戸とは、ルヴァンカップから中3日での再戦になるが?
「ルヴァンカップでは、相手はそこまでリーグ戦とメンバーを変えていなかったなかで、(セレッソ大阪の)出た選手たちは頑張ってくれたし、勝ってくれた。自分たちもそれに応えないといけない。自分たちも負けられない。もちろん、相手もリベンジする気持ちは強いと思うので、そういった気持ちに負けないように、自分たちも最初からガンガン行けたらいいと思う」

Q:今週、W杯アジア最終予選に臨む日本代表にも選出されたが?
「次は勝てばかなり前に進めると思うので、大事な試合になってくる。それだけ大事な試合に選ばれたことはすごくうれしいし、それに向けて自分もしっかりコンディションを合わせて、100%に持っていきたい。(今回、選出されなかった清武は)悔しい気持ちは人一倍あると思う。代表でもずっと一緒にやっていたので、(今回は)キヨくんの気持ちも背負いながら戦いたい」

●松田陸選手
「自分としては、関西のチームには特に負けたくない。何としても勝ちたい。泥臭くても、全員で走って、全員が一つになって戦って、絶対に勝ちたい」

Q:ルヴァンカップの試合を見るかぎり、この試合も球際での戦いが激しくなりそうだが?
「そうですね。向こうが激しく来るのであれば、こっちもやるしかないし、それは本当に楽しみ。やられる前にやることが大事ですね」

Q:今節は大森晃太郎選手とのマッチアップになる可能性もあるが?
「(大森選手は)自分の一つ下で、小学校の時(大阪セントラルFC)に一緒にやっています。僕が小6の時、(大森が)小5で、一緒にやっている。当時、あいつは自由に、ポジションに関係なくやっていた。弟(松田力・アビスパ福岡)と一緒に前で暴れていましたよ。僕はセンターバックやボランチをやっていました。その時のチームは強かったですよ(笑)昔から知っている分、多少のやり辛さもあるけど、対戦するのは楽しみですね。(当時の)コーチとかも楽しみにしてくれていると思います」