3月18日（日）2018明治安田生命J1リーグ 第4節
ヴィッセル神戸 － セレッソ大阪　（16:00KICK OFF/ノエスタ）
試合写真・コメントなど ｜チケット
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●尹晶煥監督
Q：J1第3節の柏レイソル戦や、AFCチャンピオンズリーグMD4のブリーラム戦など、勝利を掴めそうで掴めない試合が続き、もどかしさもある？
「もちろん、そのような気持ちも出てきますが、新しい選手が入り、けが人も出てきて、（ACLも含めて）相手のレベルも高い。（連戦で）疲労も積み重なる中で、勝てればいい雰囲気を継続できたと思うが、今は引き分けが多い。負けていない、ということはポジティブに考える必要もありますが、選手たちを見ていると、『勝たないといけない』という圧迫感もあるのだと思います。（勝てていないということを）考えないようにと思っても、考えてしまうモノなので（笑）選手たちには、『1試合勝てば、雰囲気が変わる、乗っていける』という話もしていますし、そのように考えています。メンタル的、肉体的な疲労もあると思いますが、選手たちは、『試合に出たい』『勝ちたい』という意欲を持っています。集中力を90分持続することができれば勝利を掴めるでしょう。チームのために、献身的にプレーすることを忘れてはいけません」

Q：山口蛍選手、杉本健勇選手、キム ジンヒョン選手の代表3選手にとってはハードなスケジュールも続きますが？
「代表選手とは、そういう宿命です。（逆に言えば）そういったスケジュールに勝つことができないと、代表選手にはなれません。我々のチームだけではなく、他のチーム、他の国にも代表選手はいます。クラブで活躍したからこそ、代表にも選ばれます。代表に行けば、国のためにしっかりやらないといけません。そして、チームに帰ってくれば、チームのためにやらないといけません。もちろん、休みは作らないといけませんが、試合が続くことは幸せなことでもあります。選手にとって不幸なことは、試合に出られないこと。彼らはW杯にも出たいと思っていると思いますし、代表に選ばれるということは、とても大きなこと。そのために、彼らも努力をしています」

●高木俊幸選手
「負けていない試合が続いているけど、その中でも勝ち切れた試合もあった。そこを勝ちにつなげていくことが大事。今はとにかく1勝が必要。このままズルズル行きたくないので、中断前に、一回、勝ちたい。決めるところだったり、セットプレーでの守備だったり、ちょっとの差で勝ちを逃していると思うので、細かいところにこだわってやっていきたい」

Q：高木選手個人としても、試合に出続けているからこそ、結果も残したい？
「今は試合に出ることができているけど、今のチームの結果を考えると、キヨくん（清武弘嗣）が復帰すれば、（先発を外されてしまう）ということもあるし、今の自分の立場では、まだまだそのポジションにふさわしい選手になりきれていない。前線の選手として得点やアシストでチームを勝利に持っていきたいし、自分の個人的な結果にもこだわりたいけど、何より自分が出た試合で勝ち切ることが大事。出ているからには、引き分けに終わっている責任が自分にもあるので、とにかく勝ちたい」

●水沼宏太選手
Q：昨季のJ1第13節のヴィッセル神戸戦では、今節の舞台であるノエスタでセレッソ加入後、初ゴールも決めたが？
「そんなに気にはしていないけど、神戸からは去年も点を取っているので、個人としても、チームとしても、（好転する）きっかけになればいいと思う。今年も何かを掴める試合にしたいという思いはあります」

Q：J1第3節の柏レイソル戦や、AFCチャンピオンズリーグMD4のブリーラム戦など、勝利を掴めそうで掴めない試合が続き、もどかしさもある？
「そうですね。でもそれが今の僕らの現状ですし、勝つために何が足りないのか、何が課題で何を克服しないといけないのか、そういうことは考えないといけないし、見つめ直さないといけないけど、自分としては、考えすぎてもダメだなと。この前のブリーラム戦が終わった後もいろいろと自分で思い返した中で、うまくできていた時は伸び伸びやって、考えなくても感覚的なモノで出来ていた。ピッチ上で表現する仕事をしている中で、もちろん、考えないといけないことはたくさんあるけど、考えすぎて、『うまくいかない、どうしよう』と縮こまるよりも、ミスを恐れず思い切ってみんなでやってみる、ということで解決できることもあるかも知れない。現状を打破するきっかけになる試合ができればいいと思うし、自分らしさ、チームの良さを全面に出せるように、選手全員が躍動できる試合にしたい。いいところ、いいところをどんどん出していきたい」