8月1日(土)2015明治安田生命J2リーグ第27節
愛媛FC 2-1 セレッソ大阪 (19:04/ニンスタ/7,177人)
試合写真・コメントなど
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●木山隆之監督
「選手たちは90分間戦って、自分たちのパワー残すことなく出し尽くした。今日はたくさんのファン・サポーターの方たちが来てくれて、すごくよい雰囲気を作ってくれたことで、最後まで足が止まらなかった。我々にとってこのよい雰囲気の中で試合をやらせてもらえることは幸せなこと。今日のようなプレーを毎試合続けて、ファン・サポーターによい思いをして帰ってもらうことが、来場者増にもつながっていくと思う。今日の勝ちを次につなげていきたい」

Q:前半はシンプルな攻撃で我慢の展開だったが、後半は攻勢に出て、西田選手が入ってから愛媛らしい攻撃ができたと思うが?
「そのとおりだと思う。前半、もう少しつなげると思ったが、前半は瀬沼を前に置いて我慢の展開もあるかなと思っていた。相手のサイドバックが高い位置を取ってきて、そこでカウンターから押し返したいと思っていた。そういう狙いで前節に続いて瀬沼を1トップに置いた。ボランチがもっとボールを受けるシーンだとか右サイドで起点を作れると思っていたので、小島がボールを受けて逆サイドに持って行って、そこから内田を使うというイメージはあった。でも、ちょっとボランチがボールに触れなかった。後半、そこを意識して改善できて、西田が入って収まりが効くようになって、さらにサイドを使いやすいようになった。選手たちの中で前半はしっかり耐えて我慢しようということは話していた。なので(受けに回っても)そこまで悲観はしていないし、辛抱できていた。後半、ある程度自分たちのゲームに持ってこられると話をしていたし、実際にそのとおりになった。前半の途中から相手の動きも落ちたように見えたので、後半でしっかりよい勝負ができたと思う」

Q:今日の勝因は?
「選手たちに話したのは、セレッソは能力があって力があるチーム。その相手に対して前半からよいゲームができれば一番よいが、耐えることも必要だと。仮に1点先に取られる展開になっても、崩れないでゲームを進めていこうと話していた。実際1失点はしてしまったけど、そんなに崩れることなくゲームを進めていくことができた。前半の最後から自分たちのほうが前に出られるのではないかという雰囲気はあった。そこで自信をもってつばげさえすれば前に行けると思ったし、そのとおりの後半になった。慌てて取りに行って2点目を食らうとか、逆に1点取られたことで萎縮してしまうこともなかった。そういう意味でもゲームの進め方は良かったのではないかと思う」

Q:内田選手のゴールの評価は?
「あれを枠の中に打ち込めるのは技術。クロスを入れた玉林には『あの場面ではボランチにつないでくれよ』と思ったので、『チェッ』と言っちゃったんだけど、それが通っちゃって。よいボールが行って、それを決めることができたことは良かった。技術的なことだけではなく、両ウイングバックがしっかり上がって行って、ウイングバックからウイングバックにパスが行っているので、それはチームの総力だと思う。プラス、もっともっと技術を上げていければ良いなと思う」

試合後の愛媛選手コメント 
試合後のパウロ・アウトゥオリ監督(セレッソ)記者会見コメント