11月8日(日)2015明治安田生命J2リーグ第40節
ツエーゲン金沢 3-0 セレッソ大阪 (13:03/石川西部/7,418人)
試合写真・コメントなど
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●森下仁之監督(金沢)
「5月末以来のホームでの勝利をファン・サポーターの方に届けられたことを本当にうれしく思います。勝ち方も非常に我々らしい勝ち方だった。最後まで集中してゲームを終えることができたんじゃないかなと思います。
前節の勝利で19試合勝利なしが止まったというところと、残留が決まったという部分で多少プレッシャーがなくなったなかで積極的にプレーできた。それも、今日良いゲームができた要因なのかなと思います。前半、攻撃のところで自分たちももう少しボールを保持しながら、決定的なチャンスを作り出せないまでも、もう少し守備に回る時間を減らせたらというのはあった。ただ、攻守が切り替わったところで大町と田中が何度か(セレッソの)センターバックのプレッシャーをかいくぐり、もう1個前、縦にボールを運んでくれた。2人(大町、田中)が出ていた時間帯、効果的なカウンターだったのかというのはあるが、あそこでボールを奪われないで前に運べたことは、今日こういった結果になった1つの要因だった。2人が、今日の役割をしっかりやってくれた。このようなゲームがセレッソのようなチーム相手にできるということで、自分たちも自信を持って、残り試合で1つでも上の順位を目指してやっていきたいと思います」

Q:シーズン序盤の頃のような試合だったが?
「トレーニングでは残留を決めたことによる変化はあまりなかった。なかったように見えたが、ゲームの中で積極的に(やれた)。今までちょっと消極的だった部分を見れば、少し積極的なところが出ていた。多少メンタル面も影響していたのかなと思います。今日は、前線で出ている選手のプレースタイルも前に運んでくれるようなスタイルだった。全体的にボールを持ったときにボールを運べて前がかりになれたのも、そういった要因もあるのかなと思います」

Q:田中パウロ淳一に関して、もっと早く交代するつもりだったのか?
「攻守の切り替わったところで、セレッソのセンターバックが2トップに対してパスを出してくることはわかっていた。大町と田中が今、チームの中で一番前に運べる選手だということで2人を起用した。狙いどおりにプレーしてくれた。田中に関しては、どこまでもつか時間的には未知数だった。(以前)先発したゲームもトップ(FW)では出ていない。90分公式戦で戦ったことはないし、あそこのポジションでできるのかは不安だった。プレーを見た感じでは、後半替わるところまでは本当によく走ってくれた。行けるところまで、交代しないで彼のキープ力を活かそうと決めていました。多少、最後に足がつったので替えたが、本当によくやってくれたと思う」

試合後の金沢選手コメント
試合後のパウロ・アウトゥオリ監督(セレッソ)記者会見コメント