6月4日(土)2016明治安田生命J2リーグ第16節
セレッソ大阪 2-3 カマタマーレ讃岐 (16:04/ヤンマー/18,002人)
試合写真・コメントなど
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●北野誠監督(讃岐)
「ありがとうございました。まず、本当に久しぶりに勝点3が取れたのはよかったと思います。見てのとおり、前半はびびってしまい後手後手にしてしまった。ハーフタイムに『もっとしっかり自信を持ってやれ』というところを言いました。『ボールはウチのほうがしっかり回せるし上手だから、落ち着いてやっちゃえよ。そうしたら、必ず点も取れるから』という話もしました。前半の途中からはしっかり間も取れたので、それを続けていけばセレッソさんも足は止まるので、点は取れるというのはありました。アディショナルタイムにああいう形で失点してしまいましたが、あきらめずに取りに行ったところで逆転できたのは、非常によかったと思います。ただ、やっぱり我々プロのチームは、ホームで勝たないとダメなので。次にしっかり水曜日、京都に対して勝点3を取れるように頑張ります」

Q:ラインを高く保ち続けたことについて
「結構、ウチも強いでしょ。上手だし、コンパクトにできているし。各メディアの取材や見どころなどで、ウチがしっかり引いて失点ゼロで守って一撃必殺という見方もあったが、ウチもボールを持てるし、やろうと思えばできるというところも見せられたのかなと思います。昨年は守備の構築というところをやっていたが、今年は攻撃というところ(を取り組んでいる)。8試合勝てていなかったが、非常にいい形で崩せていたし、今日の対セレッソに勝ったことで自信にもなっていると思う。また次に期待したいなと思います」

Q:永田選手の交代について。何度か得点に絡みそうなプレーも見せていたが?
「すぐに水曜日に試合もあるので。この試合を勝つだけでなく、次の試合も勝点3を取りに行かなければいけないので、なるべく早めに替えました。ミゲルでボールが収まれば、今度は山下くんと茂庭くんが真ん中に集まっちゃうということで、ウチのサイドバックはまだ元気があったということもあったので、そういう狙いもありました」

Q:讃岐にとって100試合目というメモリアルゲームの勝利は、今後にも語り継がれていくものだと思うが、監督にとってはどういう思いがあるか?
「それは(簡単に)語ることはできない。100試合というところはメモリアルかもしれないが、そんなに想い入れのある試合ではない」

Q:100試合のメモリアルゲームで、アウェイで、セレッソ相手に、こういう展開で勝ち切ったことで、今後のリーグ戦へどういう意味を持っていきそうか?
「今日、ミーティングでも言ったが、『42試合でセレッソとウチを比べたときには、個のレベルであったり選手層を考えたとき、やっぱりセレッソのほうが上だ。ただ、42試合のなかの、この1試合だけを、おまえら懸けろ!そうしたら、セレッソにも対等にできるぞ』と。柿谷くんがスーパーなプレーを今日もしていると思うが、『でも、同じJ2のピッチでやっている以上は対等だと思ってやれ!』と。それが今日、表現できていたので、自信にはなったと思います」 

Q:ハーフタイムに「もっと相手よりもうまく回せるという話をされた」とのことだが、いろんな要素があるなか、どこを強みにして、相手よりも回せるからと自信を持って後半につなげていったのか?
「スペースです。ランニングとスペースです。今日見てもらってわかったと思うが、ランニングすることで、必ずスペースはできるもの。そのスペースに対して、ウチはどんどん入り込める。そういう形をずっとトレーニングしていたので、それは自信を持ってできると思っています」

試合後の馬場賢治選手(讃岐)コメント 
試合後の大熊清監督(セレッソ)記者会見コメント