7月24日(日)2016明治安田生命J3リーグ第18節
セレッソ大阪U-23 2-2 SC相模原 (17:00/金鳥スタ/894人)
試合写真・コメントなど
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●大熊裕司監督(セレッソU-23)
「トップチームも試合があるなか、セレッソ大阪U−23のほうに駆けつけてくださったサポーターの方々に勝利をプレゼントしたかったなと強く思いますし、勝たなければいけなかったと思っています。チャンスはだいぶ作れているのですが、決定機を逃していると、なかなか勝てないかなというところ。それと、ここ数試合はやってはいけないミス、決定的なミスが多い。それをなくしていかなければ、勝利することは非常に難しいのかなと思っています。
 ただ、今日は田代有三が前に入ったり、酒本(憲幸)がサイドに入ったりして、有三が入ることで、なかなかセレッソU-23ではできないようなサッカーを若い選手も経験できたのかなと。でも、有三がいなくても前に起点を作って、もう少し時間を作ってサッカーをしなければいけないなと、改めて今日の試合で感じました。そういったところをトレーニングで積み上げていきたいなと思います。
 最後に、小谷(祐喜)が今日の試合が最後に熊本に期限付き移籍 ということになりますが、最後に得点をしました。ぜひとも勝たせてあげたかったと思っていました。彼の日頃の取り組みを、プロとして、ぜひ若い選手たちに見習ってやってもらいたい。(取り組む姿勢の)見本的な選手だったので、それを受け継いで、若い選手は頑張ってほしいと思いますし、小谷もぜひともカテゴリーをアップするなか、J2で活躍してくれたらなと思います。活躍してセレッソに帰ってきてくれたらなと強く望んでいます」

Q:2失点した後半について、この暑さのなかでの試合とはいえ、球際のところの弱さだったりミスだったりが、どうしても目に付くところがあったが?
「仰るとおりで、ああいう(隙を与える)時間帯を少しでも作ってしまうと失点してしまうので、90分通してやり続ける、ああいった時間帯をなくすこと。(後半は)ちょっと間延びしてしまった。中盤の真ん中がちょっとアップダウンできなくなって、間延びしたところをやられてしまったところもありますし、1点目に関しては初歩的なミスだった。ああいったことをなくしていかなければ、当然ゲームには勝てないですし、トップチームではなかなか使ってもらえないということは間違いないと思います。そういったところをなくしていかなければいけないと強く思っています」

Q:小谷選手について、今季からセレッソへ復帰して、半年間でもいろいろな努力を積み重ねながら成長した姿が見られたと思います。今日の最後のゴールを含めて、彼の成長についての感想を聞かせてください。
「セレッソU-23のキャプテンとして、若い選手を鼓舞しながら模範的なトレーニングへの取り組みで、本当に若い選手にいい影響を与えてくれたなと思っています。彼の努力が、こういった移籍につながったと思っています。J3であれだけひたむきに頑張れたからこそ、カテゴリーアップできて、J2に行けたことは、周りの選手にとっても励みになるのかなと思っています」

試合後のセレッソU-23選手コメント