6月4日(日)2017明治安田生命J1リーグ第14節
セレッソ大阪 4-0 アルビレックス新潟 (15:03/金鳥スタ/13,363人)
試合写真・コメントなど
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●尹晶煥監督(セレッソ)
「まず中断期間に入る前に、こういういい結果を得ることができて、本当にうれしく思っています。大勢の方々の前で、こういう複数得点、しかもこういう得点を決めることがすごくうれしいですし、その喜びを皆さんと分かち合いたいと思います。
前半は、流れをきちんと取れないようなところがありました。けれども、後半すごく高い集中力をもって入ることができ、まず得点できました。1得点で満足することなく、もっとどん欲に取りに行ったのが、こういう複数得点になったと思います。いい流れを持っているので、それを持ち続けることが大事だと思います。中断期間に入るので、そのあとにもいい試合がしっかりできるよう、その準備をするのが大事になると思います」

Q:後半、しばらくは新潟ペースで、セレッソ的にはあまりよくない流れのように思われました。そこで、1枚目の選手交代にこめた思いとは?
「サッカーには流れというものがありますが、その流れがよくないとき、流れを変えることが当たり前で、そういうときに選手交代をしました。選手交代がよく当たったので、いい流れを持つことができました。この前の試合もそれがうまく当たって、いい流れを持つことができたと思います。杉本(健勇)選手の今日のパフォーマンスがあまりよくなかったので、そこを替えたほうがいいと思い、そこを替えていきました。(澤上)竜二を入れたのは、竜二はスピードがあり、フィジカル的にも優れていて、相手との球際のところ(の競り合い)を好む選手なので、そこをうまく狙って交代しました」

Q:前日のお話では『気にしていない』とおっしゃっていた尹監督自身のJ1リーグ戦通算100試合目の指揮について、節目の試合で勝利を飾ったことの感想について。
「本当に何も思っていないです。100試合が何か意味を持つというより、これからやる試合はもっと多いので、それにもっと純粋に準備してやっていきたいと思います」

Q:この結果を受けて、今晩の他の試合次第では暫定首位に浮上する可能性が出てきています。以前に言われていたように、目標を上方修正する思いも出ていますか?
「今すぐはできないと思いますし、他の試合も全部見て決めることだと思います。みんなが共通点を持ってやることで、また変わることもあると思いますので、それはまた決まり次第、皆さんにお伝えできるようにします」

Q:今日の流れだと、この暑さもあり新潟に先手を取られかねないところもあったと思いますが、それでもこうやって我慢して、集中して、組織的な守備が構築できていたと思います。監督はその要因について、どういったところがあげられると思いますか?
「両チームとも、もっとやらないといけない時間帯もあると思いますが、最近僕らの選手たちはそれをすごく我慢強くやってくれていると思います。先にも話したように、流れを変える、そういう部分で、そういうところを気にして(選手)交代することで、流れを持っていくことを、うまくやっていくことができたと思います」

Q:0-0で終えた前半に、カウンターのような形で危ないシーンもいくつかあったと思いますが、守備に関して次の試合までに修正したい点などあれば教えてください。
「僕らの選手たち全員、相手のカウンターに対していい準備ができていました。そのカウンターをうまく止めたことで、僕らの流れに持ってこられたと思います。勝っているときに、選手たちに必要以上に強く言うのもあれかなと思いますが、やっぱり勝っているときこそ、中央のつるべの動きとか、もっとしっかりしてほしいですね。そして、選手のみんなに、こういう暑い天気のなか本当に多い運動量で走ってくれてありがとうというメッセージを贈りたいと思います」