6月10日(土)2017明治安田生命J3リーグ第12節
セレッソ大阪U-23 1-4 アスルクラロ沼津 (14:03/金鳥スタ/852人)
試合写真・コメントなど
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●大熊裕司監督(セレッソU-23)
「暑い中、最後まで応援して下さったサポーターの皆さんに、不甲斐ない試合になってしまったことを申し訳なく思います。立ち上がり、長いボールで押し込まれて、不用意なファウルから失点したところが痛かったなと。その後はボールを持ちながら、意図していることは表現できたんですけど、前半は攻めが遅くて、相手にブロックを作られて、少し難しい状況になりました。後半は、相手の間を突きながら、よりスピードを上げていこうというところで、いい展開から追いついたまでは非常に良かったと思います。やっぱり、2失点目ですね。ちょっと不用意だったなと。あの失点が試合の流れを変えてしまった。あそこでもう一回、我々が主導権を握って相手に流れを渡さずに、畳み掛けて得点を取らないといけなかった。その後は前がかりになってチャンスも多かったんですが、ゴール前のリスク管理のところ(が足りなかった)。前がかりになって仕方がない部分もあるのですが、あそこで失点すると厳しいので、そういったところも注意しながら、前に行けるようにしていきたいと思います。ボールを動かすとか、プレッシャーをかけるとか、点差ほどの差はないと思うので、これを継続しながらやっていきたいと思います。しかしながら、負けは負けとしてしっかりと受け止めて、試合に勝っていかないといけないと強く感じています」

Q:チャンスの数はこれまでの試合に比べても多かったと思います。ボランチで先発した喜田陽選手も含め、ボールの動かし方に手応えもあったのでは?
「そうですね。(瀬古)歩夢と(喜田)陽も含め、状況を見ながらよくボールを動かしてくれました。今週は特に、テンポ良く動かすことを意識して練習してきた中で、そこがみんなの意識の中にあり、恐れず、チャレンジしてくれたと思います。ただ、最後のボックスのところですね。運んだところで最後の質を上げないといけないと思います。でも、若い選手たちなので、自分たちでボールを握ってサッカーをすることは続けながら、技術も付けていきたいと思います」

Q:得点に結びつくプレーについては、勇気が必要なのか、動く選手が必要なのか、第3の動きが必要なのか。
「当然、もっと状況を見ながら、タイミング良く関わっていかないといけないですし、クロスに関しても、得点のシーンは良かったですが、それ以外のクロスの質は雑だったりとか。少し、中に、中に、入り過ぎる傾向もあるので、相手の状況を見ながら出し入れして、変化を起こすことも突き詰めていかないといけないと思っています。ゴールに向かって行く勇気というのも、当然、みんながもっと持ってチャレンジして欲しい。特に前半ですね。後半はそういうシーンが出たんですけど、前半、もっと勇気を持ってシュートまで行って欲しかったなと思います」