9月20日(水)第97回天皇杯4回戦
セレッソ大阪 1-0 名古屋グランパス (19:03/パロ瑞穂/6,569人)
試合写真・コメントなど
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●風間八宏監督
「今日の試合は本当に、完全に相手を押し込んだ状態でサッカーができた。そこがすばらしかったと思います。ただやっぱり1点、余分な1点と、取れなかった、足りなかった1点というところがあるのでね。明確にどうゴールを取るかという最後のところ。前半にもあったと思うんですけど、最後のゴール前の丁寧さ、そこを強調してやっていきたいなと思うゲームでした。選手は自分たちが、相手じゃないというところをしっかり見せてくれた、表現してくれたすばらしいゲームだったと思います」

Q:前半の展開を受けてのハーフタイムの指示などは、どのようなものだったのでしょうか?
「ペナルティーエリアの中までは入っていける、1つは最後のパスが合わなかった。そこでちょっとスピードを上げすぎるなということを言いました。それと、特に下がスリッピーだということもあるんですが、かなりゴール前まで押し込んでいたので、トップスピードで入ってくる選手に対してトップスピードのボールはコントロールできない、あるいはズレてしまうので、トップスピードの選手に対しては少しセーブしたボールを当てろと。逆に中盤などでの止まっている味方に対しては、速いボールを当てろと。そこを少し指示を与えました。集中して丁寧にやっていこうということで。トラップなどでは何回かミスがあったので、シュートももったいないものがあったんですが、そこでだいぶ入っていけるようにはなったかなと思います」

Q:立ち上がりの失点についてですが、この時間帯の失点が続いていることにはどのようなお考えでしょうか?
「いや、ミスですよね。簡単なミスですけど、それよりもいつも言っている通り、点を取らなければ勝てないので。試合中に何回かミスはあると思います。それからカウンターは仕方ない。しかし1失点を取り上げるよりも、個人で次はやらないということはわかると思います。ですから、そこのところと、前半には横パス、後ろへのパス、判断が遅い選手が何人かいましたので、そこで自分たちでカウンターを起こさせなかったというところ、ここは気を付けていかなければいけない。あるいは、技術をもっと高めていかなければならないなと思いました」

Q:久しぶりの4バックでの試合でしたが、その手応えについては?
「いつも言っていますが、システムがサッカーをするわけではありません。それに対しては特に何もないです」