9月30日（土）2017明治安田生命J1リーグ第28節
川崎フロンターレ 5－1 セレッソ大阪　（19:03/等々力/24,225人）
試合写真・コメントなど
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●鬼木達監督（川崎Ｆ）
「満員の、多くのサポーターの中でしっかり勝利できたこと。そして戦う姿勢とか、自分たちらしさをしっかり出せたことが今日本当に良かったと思います。
ゲームのほうは、得点が入るタイミングだとか、そういうものが非常に良くて、その結果大量得点というところに行きましたが、まだまだ改善できるところもありますし、我々は一戦必勝で戦っていくだけなので。これからまた集中してやていきたいと思います。以上です」

Q：鹿島が敗れた情報は入っていたのかどうかと、大島選手、阿部選手を欠く中で勝てた意義について教えてください。
「鹿島の状況は知ってます。当然ボクもそうですし、選手も知っていたと思います。ただ、この試合に挑む前に、選手にはそういうことは気にするなということは週の初めに話しましたし、我々はとにかく自分たちのサッカーに集中する事。自分たちが勝たないと何も起きないということはわかってますので、そういう意味では選手はそれをしっかり行動に移してくれましたし、結果で示してくれたと思います。
二人のケガについては仕方ないことなので。残念ではありますが、ただ今シーズン始まって誰が出ても同じようなサッカー、もしくはその選手の特徴を活かしたサッカーができると思ってここまでやってきましたから、そういう意味では二人が違う特徴を出しながらいい結果を生んでくれたんではないかなと思います」

Q：まだまだ改善すべき点があるとのことでしたが、例えばどんなところでしょうか？
「やはりひとつは得点差がついた後ですよね。失点シーンもそうですし、その前から少しゆるくなっていた。ボールに対して。それは前半からそうですが、クロス一つ取ってもそうですし、シュートもそうですが、もう一歩寄せれればああいう結果にはならなかった場面もありましたし、前半からそういうところがありましたので。ただ、失点によって最終的にもう一度エンジンがかかったというところもあるので。それを失点しなくても自分たちでエンジンを掛けられるようにもう一度持っていきたいと思います」

Q：ハリルホジッチが、日本はポゼッションサッカーをやってたらダメだということを言ったんですが、でも日本はそれを目指すしかない。日本のサッカーの中で美しく勝つことができるところは、鬼木さんのところしかない。びっくりするくらいに良くなっている。一段ブレイクスルーを果たしたのかなと思ったんですが、それが鹿島戦なのかなと思ってるのですが、そこについてコメントをお願いします。
「今シーズンに関しては大一番というものに対してすごく選手の集中力が、もちろんボク自身もそうですし、選手もそういうものを意識しながらずっとやってきました。なので今日、いつも難しいゲームといいいますか、これを落としたら、というゲームが続いていますが、そういう中で選手たちは平常心で戦っていて、なおかつ気持ちを出して、プレーの面では熱く戦いながら、頭の中は冷静にということが体現できてきているので。それは鹿島戦のところも大きなターニングポイントになったと思いますし、そういう意味ではそれを続けられているのが今の彼らの力だと思います」

Q：日本代表に選ばれた車屋選手ですが、アグレッシブな中でも堅実にカバーしながら、エウシーニョ選手のゴールを生むクロスの起点として貢献してますし、一つ危ない場面もありましたが、車屋選手の成長について何か教えてください。
「出会った時から能力の高さはすごくわかっていましたし、ただ本当にまだまだそういう切り替えのところだとか、ゲームの状況だとか。自分が出ていったらチャンスなのか。出ていったらピンチなのか。そういうところのアンテナがもっともっと張れるようになると彼はまだまだ伸びると思います。ただ、今シーズンで言うとそういう意識のところは変わってきていると思います。だから代表にも選ばれたと思いますし、ここから成長できる選手だと思っています」