10月4日(水)JリーグYBCルヴァンカップ準決勝第1戦
セレッソ大阪 2-2 ガンバ大阪 (19:03/ヤンマー/21,800人)
試合写真・コメントなど
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●長谷川健太監督(G大阪)
「本当に選手が非常によく頑張ってくれて、ファーストレグ(第1戦)でアウェイゲームを引き分けという形で終わることができた。まだもう1試合残っていますので、また今日もケガ人が出ましたが、なんとかまた、元気な選手で、みんなの力を結集して、決勝に残れるように3日間しっかりとリフレッシュする選手はリフレッシュしながら、少しメンバー構成もまた考えながら、戦っていきたいと思います。
今日、初めて中原(彰吾)とか出ましたが、足がつるまで(頑張って)、ミスパスはありましたが、そのあともよく切り替えて戦ってくれたと思います。(井出)遥也も悔しい思いがあったと思いますが、ああいう難しい状況のなかで同点ゴールを取ってくれた。いつも、なかなか出番のない選手が結果を残してくれたのは、非常に心強かった。元気な選手で力を合わせて、なんとか決勝に駒を進められるように、ホームゲームで戦っていきたいと思います」

Q:市丸瑞希選手をサイドハーフのポジションに据えた意図について
「マル(市丸)は、トレーニングゲームでサイドハーフに使ったとき、非常によかったので。ボランチもサイドハーフもできる選手ではあります。多少相手のプレッシャーが落ちてきたら、遠藤と市丸でボールを動かせればと思っていました。それまではしっかりサイドでプレーしてもらって、中原もどこまでもつかわからなかったので、そこの状態を見ながら、最終的にはマルをボランチに変えました」

Q:中原選手もパスミス以外はよかったと思いますし、赤崎秀平選手と井出選手のG大阪での初ゴールも勢いづくものだと思います。過去のG大阪の戦い同様、総力戦というところでセカンドレグ(第2戦)への弾みにもなる試合だったと思うが?
「ここのところ、ああいう形で先制しながら逆転されて終わって、いい試合をしながら、なかなか結果というものが出せなかったのですが、今日はあそこ(逆転されたところ)から気持ちを出して、それが横浜FM戦みたいに『なにがなんでも』という感じではなく、しっかりバランスを取りながら最後まで相手ゴールを目指して追い付くことができた。そういう意味では、90分を通してしっかりした戦いができていたと思います」

Q:中原選手を先発起用した意図、井出選手を途中交代で入れた狙いについて
「中原は練習で非常によかった。井出か中原かどちらかを今日先発で使おうと思っていて、練習の中では井出よりも中原がよかったということで決めました。井出は、なかなかサイドハーフ、本職で使うことができていなかった。トレーニングゲームでは右で使うことが多かったのですが、千葉時代には左サイドをやっていたというところで、今日はどちらのサイドでも出る可能性がある、しっかり準備しておいてくれと…。本職は左ということで、非常に井出らしいというか、ああいうゴール前のポジショニングというところ、彼本来のよさというところを出してくれたんじゃないかなと思います」