10月15日(日)2017明治安田生命J1リーグ第29節
サガン鳥栖 1-2 セレッソ大阪 (17:03/ベアスタ/14,896人)
試合写真・コメントなど
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●尹晶煥監督(セレッソ)
「悪い天候にも関わらず、大勢の皆さまが応援しに来て下さって、僕らの力になりました。僕らはリーグ戦で3連敗している状態での試合になりましたが、この試合の前に(ルヴァンカップ準決勝の)大阪ダービーに勝ったことで雰囲気を変えることができました。なので、僕らの選手たちはその雰囲気を持ち続けていこうと努力してくれました。先制点は決められましたが、最後の最後まで、僕らの選手たちはいい姿を見せてくれて、逆転まで持って行くことができました。選手たちのやろうとする意欲と高い集中力で、相手に勝てたと思います。まずリーグ3連敗を絶ち切ることができたことに満足しています。そして、上位に加われる土台も作れました。この雰囲気を持ち続けていくことがこれからも大事になりますが、僕らの選手たちはそういう雰囲気を持っていると思います。残り試合はそう多くないですが、1試合1試合を最終戦だと思いながら、いい準備をしてやっていきたいと思います」

Q:球際で負けなかったことが今日の勝因の一つだと思いますが、布陣についても聞かせて下さい。2トップの一角に柿谷曜一朗選手を置いて、左サイドハーフに清武弘嗣選手を置いてスタートしたのは今季初めてだと思うが、この形の手応えについて。
「ここ最近、何試合か(柿谷)曜一朗はFWで出ていますが、すごく変わってきている姿を見せてくれています。チームとして勝とうとする姿も出てきています。清武選手が復帰したことで、彼をどこのポジションにすればいいのか悩みがありましたけど、清武選手がサイドで起点を作ってくれれば良いのかなと思いました。そして、曜一朗のスピードとキープ力は全選手が信じているので、そういった良さを皆で合わせていこうとしたことが、うまくいったと思います。清武選手については、ここまで走ってくれるとは思わなかったですが、交代する前まで、ずっとサイドで起点になってくれました。決勝点まで決めたということは、やはり能力が高い選手だと評価できます。選手たちが最大の能力を発揮できるポジションを考えないといけないし、そして、最大の能力を出せるためのことを、よく考えないといけないと思います」

Q:セレッソ大阪にとってベストアメニティスタジアムでの初勝利になりましたが、そのことについての感想はありますか?
「何と言えばいいのか分かりませんが…(苦笑)僕は、今年、ここで2回目の試合ですが、まだ負けていません(笑)今日、勝てて良かったと思います。サガン鳥栖の選手たちの球際の強さと豊富な運動量についてはすごく評価しますが、僕らの選手たちも、それに負けず、同じくらい走っていました。ボールを扱う能力は相手より少し上だったのではないかなと思います。なので、僕らが少し優位に試合を運べたのだと思います。ここで勝つことは、今まで少し難しかったとのことですが、今日、勝ったことで、そういう雰囲気も変えることができて、良かったと思います」