3月12日(土)2016明治安田生命J2リーグ第3節
セレッソ大阪 1-0 ザスパクサツ群馬 (16:05/金鳥スタ/13,495人)
試合写真・コメントなど
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●関口訓充選手(セレッソ)
「自分のなかでは、失点しないということを踏まえつつ、もう1回とどめを刺しにいきたいと思っていましたし、それができるとも思っていた。そのなかで追加点を取ることができなかったのは、悔しい部分があります。
(Q:3試合、しっかり最後まで集中をきらさず勝ちきったことは、一定の成果では?)
まだまだ始まったばかり、3試合勝ったからにJ1に昇格できるわけでもない。でも、これ(粘り強い守備)を続けていくことが大事。これにプラスアルファ、攻撃でもっと点を取っていくようにしていかなければ、昇格したときにも苦労することだと思いますし、もう少し攻撃の精度を上げていきたい。ただ、今日の試合では近い距離でパス交換もできていたり、自分は楽しくプレーができたので、それを継続していきたい。
(Q:東日本大震災から丸5年が経ったなか、今日だけではないが改めてサッカーのできる幸せを痛感するところもあったのでは?)
そうですね。本当に5年前(仙台在籍時)はサッカーどころではなかったし、ご飯を食べるのですら1時間スーパーで並んで、決まったものしかもらえないようななかで生活したという経験もありましたので。サッカーというより生きていくのに必死だったと思います。そういう気持ちを忘れず、サッカーのできる楽しさを忘れず、日々努力していきたいと思います」

●杉本健勇選手(セレッソ)
「しっかり全員で失点しないで、守備から入って攻撃に移ることが、前半は特にすごくできていた部分はありました。後半も(柿谷)曜一朗くんが決めてくれて、チームとしてもすごく楽になりましたが、その後の試合運びというところでは自分にもすごくチャンスがあったので…。そこで決めていたら、もっと楽な試合になったと思いますし、非常に申し訳なく思っています。それでも、チームが勝てたことをポジティブに捉えて、また次こそは(ゴールを)決めることができるように、次節へいい準備をしていきたい。
(Q:久々のキンチョウスタジアムについて)
すごく雰囲気もよかったですし、サポーターの皆さんの声援が本当に最後の最後、勝ち切れた要因だったと思う。ゴールを決めたかったですが、しっかりまた次も勝つために頑張りたい」

●茂庭照幸選手(セレッソ)
「昨年との違いを、少しずつでも見せられたかなと。今日も観に来てくれた人がたくさんいましたし、何か感じ取って帰ってくれるかなと思うし、僕らもその手応えを少しずつ感じながら成長していけたらなと思っている。(今後も)失点数を減らすというのは、こだわっていきたいです。今日は本当に前の選手たちが頑張って追ってくれたので、引くシーンはあっても、ある程度ラインはコンパクトにして、みんながみんなをカバーしあう距離感ができていたかなと思います」

●山下達也選手(セレッソ)
「群馬の攻撃について、アーリークロスなどは結構警戒していました。後半、僕がちょっと前に出過ぎて、1本危ないシーンがあったので、集中するところ、ポジションを崩さないところ、前がかりに行くところのメリハリはしっかり考えて、そこはバランスよくやっていきたい。
(Q:セレッソで3試合連続1-0というのはなかなかないことだが、こういう勝ち方ができるのはJ2を勝ち抜くうえで、大事なことでは?)
もうちょっとゴールシーンを見ることができればよかったですが、得点が入らないときは後ろが耐えるしかないと思うので。前(攻撃陣)と後ろ(守備陣)でいい関係を今後も築いていけるようにしていきたいです」

●ブルーノ メネゲウ選手(セレッソ)
「いい試合だったと思います。ホームゲームで、サポーターも多く入ってくれたので、そのなかで勝つことができて、すごくよかったと思います。初体感のキンチョウスタジアムもすごくよかったし、非常にやりやすかった。今日は本当にあとはゴール(追加点)だけというところ。そこだけが足りなかったです。ただ、大事なのはチームの勝利。そして、そこに僕も参加できていること。僕のクロスからリカ(ルド サントス)のヘッドで折り返して(柿谷の)ゴールも生まれたし、1試合目も自分の(コーナーキックで)蹴ったボールからゴールが生まれている。そこも自分としてはいいことだと思う。ゴールを決めた曜一朗は、『クラッキ』(ファンタジックなストライカー)だ!普通の人なら決められないゴールであり、ああいうゴールを決めるというところは、日本のトップクラスだなと感じます。ああいうシチュエーションで、あれしかないということをやってくれた」

試合後の大熊清監督(セレッソ)記者会見コメント
試合後の舩津徹也選手(群馬)コメント