5月28日(土)2016明治安田生命J2リーグ第15節
セレッソ大阪 2-1 ファジアーノ岡山 (18:34/ヤンマー/13,774人)
試合写真・コメントなど
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●清原翔平選手
「(Q:ゴールシーンについて)
ボールのところに食いつこうというのと、その前に(柿谷)曜一朗がつぶれて、その手前にブルーノ(メネゲウ)もいて、そのこぼれ球に足を伸ばしてというところでした。とりあえず早い時間に同点にできたということだったので、ガッツポーズしました。
(Q:得点が勝利につながったことも、大きな価値があるのでは?)
最近勝てていなかったので、チームのために勝点3を積み上げることができてよかったです。
(Q:この1勝はチームの流れが変わるきっかけになりそうか?)
そうなってくれるといいですし、そのためにまた来週から練習して、試合に向けて調整して、この流れをずっと続けていけるようにしたいと思います」

●キム ジンヒョン選手
「前の選手が点を取ってくれたおかげです。本当は無失点で終わらせたかったが、自分たちのミスで失点をしてしまって、そこをしっかりできればよかったと思います。
(Q:相手の特長であるコーナーキックやロングスローなどをしっかり抑え込めたが?)
相手の得点のポイントはそこなので、みんな集中して声を出してやりきれるようにやった結果が、セットプレーでやらせなかった。ウチはこれまでセットプレーから失点をよくしていたが、一人ひとりがそこで責任感を持ってやることができ、そこの部分は強くなったなと思います。
(Q:勝って気持ちよく韓国代表戦に行けるのでは?)
勝って気持ちよく行けるというところもあるが、一方では今日の失点シーンを考えてしまうところもある。ミスのところもあわてなくてもよかったと思うが、そこであわててしまっていた。本当にもったいない失点でした。ゼロでなるべく抑えたかった。
(Q:代表戦期間中もセレッソのことは気になる?)
はい!結果やハイライトでしか見られないが、勝ってほしいし、僕がいなくても勝てると思うので。結果を出してほしいです。
(Q:代表戦での活躍も願っています!)
はい! 頑張ってきます!」 

●ブルーノ メネゲウ選手
「ホームでの久々の勝利については、時間はかなり経ってしまったが、やっと来たという感じ。みんなにおめでとうと言いたい。気持ちの部分を見せることができたと思う。今日は100%の力を出さないと勝てない試合だったし、最後のほうでは結構疲れていたものの、あそこはチームのために走らなければいけないと思って走り抜いた。
(Q:今日はグラウンダーでのパスのつなぎが多かったが、その攻撃面について)
よかったです。自分たちのチームはそういう質を持っていると思う。そうやってパスを回していけば、相手にとって脅威になると思う。
(Q:今日のようなサッカーができれば、この先も勝っていける感覚はあるか?)
もちろん!それは間違いない」

●松田陸選手
「立ち上がり早々に失点して、よくない流れになってしまうかなとも思ったのですが、自分たちのリズムでしっかりボールを握れていたこともあり、追いつけるかなという時間帯に同点に追い付くことができて、それがよかったかなと思います。
(Q:柿谷選手が最前線、扇原選手が前半早々からボランチに入ったなか、今日はセレッソらしいグラウンダーでのパスのつなぎが多かったように思うが、やっていた感触は?)
率直に楽しかったです。タカには『落ち着かせてくれ』と話していて、そこで落ち着いてやってくれた。曜一朗くんのことも見てくれていますし、サイドで起点を作ろうと監督も言っていたなか、(扇原がサイドへボールを)さばいてくれたので、よかったと思います。
(Q:清原選手との右サイドでの連係について)
練習からずっと『俺はこういうプレーをするよ』と言っていて、それにキヨくんが合わせてくれてよかったです。
(Q:勝ち越し点につながったクロスについて)
普通にクロスを上げたら、山村くんが異常にヘディング(跳躍)が高かったので、『えっ、それ、届くの!?』という感じだったのですが(笑)。アシストがついてよかったです。山村くんを越えて次に入ってきた選手が触るかなと思っていたのですが、山村くんが届いたので、びっくりしました」

●田中裕介選手
「(Q:終盤の苦しい時間帯に途中出場し、身体を張ったディフェンスで勝ち切ったことについて)
カウンターでチャンスもあり、もう1点取れればよかったが、後ろは我慢をして、前は点を取りに行くという、理想的な戦い方ができたと思います。
(Q:ボランチに扇原選手が入っていたが、彼のプレーについて後ろからはどう見ていたか?)
タカはいい選手ですし、試合の慣れというところで最初ちょっとおぼつかないところもあったが、時間が経つにつれていつもどおりのプレーをしていた。彼はシンプルなプレーもできるので、チームとしてだいぶボールが回りやすくなったのかなと思います。
(Q:山口戦などでのよくない雰囲気を、この1勝で払拭できたのでは?)
立ち上がりの球際のところとか修正しなければいけないところもあり、失点するまでは流れも悪かった。でも、そこから巻き返したところはチームとしてよかったところ。最初の球際のところをもう1回課題として、また次に向かっていければと思います」

●山下達也選手
「長居で勝ったのは久々。素直に仲間に感謝したい。前半に自分のミスから(失点まで)行かれてしまったので、そこは反省したいと思います。
(Q:扇原選手がボランチに入ってセレッソらしいグラウンダーでの小気味いいパス回しが、攻撃の流れだけでなく、ディフェンスも前で取りやすくなっていたのでは?)
タカが入ることで、ボランチとの細かいパス交換などが増えたので、そういうところのリズムはできたと思うし、みんなで押し込むことによって、セカンドボールとかも(拾える)距離感とかがすごくよかったと思う。誰が出ても前半の最後のほうや後半のようなゲームをしたい。
(Q:岡山の強みであるセットプレーを最後まで弾き返し続けたが?)
相手には迫力もあったが、そこはみんなでカバーし合いながらできたところもあったと思います。
(Q:ホームゲームでなかなか勝てずもどかしい思いもあったと思うが?)
ただ、この勝ちを継続していくことが大事。自分ももっともっと完璧なパフォーマンスをするべきだと思うし、まだまだ向上していかないといけない」

試合後の大熊清監督(セレッソ)記者会見コメント