5月24日(水)JリーグYBCルヴァンカップ第6節
セレッソ大阪 1-0 ヴィッセル神戸 (19:03/金鳥スタ/8,342人)
試合写真・コメントなど
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●藤本康太選手
「(ルヴァンカップでの)広島戦 のときもあんな感じ(相手に押し込まれる状況)で守っていて、1回経験しているし、逆に自分たちのペース、自分たちの試合だなと思いながらやることができた。しんどかったとは言え、その点はみんなポジティブに捉えてやることができていましたし、よかったのかなと思います。
(Q:先発だけでなく途中出場でも若い選手たちが試合に入ってきました。なにか声掛けとかは?)
特に掛けてはいないですが、(瀬古)歩夢くんにしても初出場でも堂々とプレーしていましたし、(岸本)武流にしても前のルヴァンカップの試合でもそうですが、途中から出てきて前からすごく追ってくれて、後ろは助かりました。ああやって勢いを持って来てくれるのは、すごくいいことだなと思います。
(Q:ルヴァンカップの戦い方が確立できている感じはありますか?)
そうですね。本当はもうちょっと自分たちでつないだりしたいんですが、正直、この暑さや湿度もちょっと高かったこともあり、バテる時間も早くて。それならそれなりの戦い方ができていたのかなと思います。
(Q:これでグループ首位に立ち、最終戦の結果を待つ形になります。グループステージ無敗(4勝2分)で終えることができましたが?
相手次第で、そこ(1位通過)はもう祈るしかないですが、負けずに終えられて、次につながる試合ができたかなと思います。
(Q:今日は勝たなければ1位通過の可能性がなくなるという状況で、リーグ戦とは違うメンバーで臨んだが、どういう心境でピッチに立ったのか?
もう『絶対に勝ってやろう』という気持ちがありました。出ている選手はポジティブに捉えて、目の前の試合に全力で1人ひとりが戦っているので、それはいいことだと思う。底上げというか、レギュラーで出ている選手たちを脅かすくらいの感じでないといけないと思いますし、レギュラーで出ている選手もいい成績を収めているので、自分たちもそれに負けないように頑張らなきゃいけないと思います」

●茂庭照幸選手
「ちょっと守る時間が長かったですが、俺らはそういう戦い方をやってきたので、自信を持って守りました。後半に関しては少し引きすぎたなというのはありましたが、結果が大事でしたし、勝ったのでよしとして、もう5m、10mとラインを上げられれば、もう少し前の選手(攻撃陣)も楽だったのかなと思います。そういうところもまた練習から突き詰めながら、またチャンスをもらえればこのメンバーで戦っていきたいと思います。
(Q:若い選手も試合に入っていたなかで、最後まで守り切れたのは守備組織がすごく統率されている表れだったのでは?
そうですね。ピッチのなかでは本当にいい雰囲気でやれていたし、本当にいろんな選手が最後まで戦えていたと思います。本当に最高の雰囲気で、会場もサポーターの人たちがいい雰囲気を作ってくれましたし、厳しい状況が続いていたとはいえ、なんとか乗りきることができました。
(Q:試合前にはJ1通算300試合出場達成の記念セレモニーもありました。その試合で勝つことができたのも、茂庭選手にとってもうれしいことでは?)
そうですね。よかったです。最高です!」

●田中裕介選手
「この1-0というのは一番望んでいた結果で、多分みんなが試合前に思い描いていた展開だったのかなと。それがこういうふうに形になった、今日は本当によかったなと思います。
(Q:田中選手が蹴ったフリーキックから生まれた先制点の場面について。フリーキックまでに間があったなか、うまく相手の隙を突きつつチームもしっかり集中して、あのシーンにつなげられたのでは?)
ラッキーシュートっぽいところもありましたが、ヤス(木本恭生)がしっかり折り返してくれたので。ゴールはラッキーかなと思いましたが、でも、(藤本)康太の技術がしっかりあり、あそこでシュートが枠に行くということが大事でしたし、よかったなと思います。
(Q:前半、対面する選手をしっかり田中選手が抑えたことで、セレッソにペースを引き込んだように思えたが?)
いつもは逆サイド(右サイド)なのですが、今日は左で、前半はベンチ前でプレーすることになり、今日はどうなるかなと思っていたのですが、全然問題なくやれました。ベンチ前だったし、かなり気合いも入っていたし、球際のところとかもしっかりやることができました。自信もあり、とにかく普通にやろう、それだけを考えてやっていました。
(Q:若い選手が入ってきたなかでも、最後まで守備組織がよく統率されていました)
後ろのユニットというのは、モニさん、康太、ヤスなど、ある程度一緒にやってきたなかで、意思疎通は図れている。その前の選手では(秋山)大地がケガしたりというのもあり、今日も新しい選手が入ってくるなど(メンバーが)替わりましたが、後ろがしっかりしていれば前はちゃんと動いてくれる、そういうイメージは、誰が入ってきても(やれる)というのは、やっていて思っていました。
(Q:ルヴァンカップでは無敗でグループステージを乗り切り、現時点では1位です。成果をしっかり出せた6試合だったのでは?)
そうですね。始まる前には、この6試合で1回も負けないなんて、やっている僕らも思っていなかったですし。ただ、苦しいアウェイでの戦いを負けずに来たというのは、やはり今のこの順位につながっていると思います。最後、(神戸の最終戦の結果を)待つだけですが、プレーオフステージになったとしても、しっかりいい戦いができるように、いい準備をしていきたいなと思います」

●木本恭生選手
「後半はずっと守りっぱなしというか、そういう展開でしたが、自分たちの本当に勝ちたいという気持ちが無失点に抑えたと思うので、勝ってよかったなと思います。相手のほうが力があるのはわかっていました。でも11人+ベンチメンバーの18人でやれば、相手の力を上回れると思った。そういう意味では1人ひとりが100%以上の力を出せば、今日みたいな結果は出てくると思っていました。本当によかったと思います。
(Q:後半、押し込まれるきつい時間帯が続いたが?)
攻め込まれると本当に大変。普通のチームならあそこで1回集中力が切れてやられてしまったりするものですが、今のチームは、周りではベテランの選手たちが声掛けをしてくれて、若い選手は走って、そういったことがうまくいっている。きつかったですが、きついというより勝ちたいという気持ちが本当にあったので、それがよかったと思います。
(Q:西本雅崇選手とのボランチでのコンビについて)
(トップチームでは)初めてで、この試合に臨むにあたって本当に難しいところはありました。前半の距離感とかも難しくて、ちょっとうまくいかないところとかもありました。課題でもあるのですが、試合中に改善できる力をつけるのが、もっと大切になってくるかなと思いました。
(Q:先制点でのアシストのシーンについて)
ファー(サイド)を狙おうというのがチームにあり、(田中)裕介さんがフリーキックを蹴ったのですが、ファー(にいる相手)はあまり大きくなかったので、中に折り返そうというイメージを持っていました。
(Q:試合の入りなど、攻めの意識がよく出ていたが?)
(澤上)竜二が走れてキープできるのは、ずっと(学生時代から一緒に)やっていてわかっているので、竜二の身体の強さだったり裏へのスプリントの力を生かしながら(攻めよう)というのはありました。ちょっと急ぎすぎて、相手ボールにしてしまう部分があったので、あそこをうまく1本つなげれば、もっと効果的に点を取れたと思います。そこは次の試合だったり、今後の練習などでの課題かなと思います。
(Q:これでグループ首位に立ち、1位通過は最終戦の結果を待つ形になりますが?)
今日勝たないと1位はなかったので、相手の結果次第になりますが、最終節まで可能性を残せたのは本当によかったと思います」

●西本雅崇選手
「いい相手との試合で、90分通して試合に出場して、あまり攻撃面では自分の特長を出せず、(ボールを)失ってばかりでしたが、結果は勝てたので、そこはよかったなと思います。最初、試合に入る前に、監督から『しっかり戦うように』と言われた。そこはJ3でもやってきていましたし、大熊(裕司・セレッソU-23監督)さんからもずっと言われて来たので、普段どおり、いつもどおりやろうと思って、この試合に臨みました。(水沼)宏太くん、クニさん、モニさん、康太さん、祐介さんたちもみんな一番に僕に声を掛けてくれて、急遽今回ボランチに入ったなかでも、ポジションを取る位置もしっかり声を掛けてくれたからスムーズにやることができたかなと思います」

試合後のネルシーニョ監督(神戸)記者会見コメント
試合後の尹晶煥監督(セレッソ)記者会見コメント 
試合後の松下佳貴選手(神戸)コメント