8月12日（土）2017プレナスなでしこリーグカップ２部決勝
日体大FIELDS横浜 1-1（PK 4-5） セレッソ大阪堺レディース　（16:00/味フィ西/1,722人）
試合記録
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●林穂之香選手
Q：リーグ戦では負けている相手との対戦でしたが?
「同じ相手に2度負けたくなかったですし、みんな試合前から自分が点を取って勝つ、という気持ちが強かったです」

Q 決勝の前にPK戦の練習はしていましたか?　 PK戦になったときの気持ちは?
「練習はしていなかったです。でも、PK戦になったときに、『最後は気持ちを乗せて蹴ったら絶対入る』と監督から言われて、ちょっと危ないキックもありましたが、気持ちを込めて蹴ったから入ったのかなと思います」

Q：試合の流れ、PK戦でも先手を取っていたと思いますが、試合に入る前からそういう気持ちがありましたか?
「自分たちはチャレンジャーだと思っていて、前回の(リーグでの)対戦も負けていますし、積極的に仕掛けていく戦い方がセレッソらしさなので、その点ではできていたかと思います」

Q 相手はベテランが多い中で、1部で戦うイメージもわきましたか?
「相手は1部を経験している選手もたくさんいてうまいですし、でもそういう選手に勝っていかないとこれからは通用していかないので、見習う部分はしっかり見習って、追い越していきたいと思います」

Q 今年の1月にユース選手権で優勝したときにもお話を聞きましたが、今回大人のチームを相手に優勝できたことはまた違いますか?
「同年代だけではなくて、ちょっと歳が上の相手でしたが、勝てたことは自信に繋がりましたが、90分では決着がつかなかったので、次にリーグで戦うときは90分で絶対勝ちたいと思います」

●松原志歩選手
Q：今の気持ちは?
「優勝することをずっと目標にしてきたので、よかったです」

Q：自身のゴールについては?　連動した中からのゴールでしたが。
「練習で、クロスからという形はずっとやっていて、仲間を信じてあそこにボールが出てくるというのは長い間やってきた中でわかっていました。いままでのリーグ戦ではああいう形で外していたことが多かったので、落ち着いて決められてよかったです」

Q：この大会で優勝した最年少チームかと思いますが、あらためてセレッソの強みというのは?
「どこのチームよりもチームワークができていて、厳しいトレーニングもみんなで乗り越えてきて、(年齢の)上下に関係なく、いつも楽しくできています。サッカー以外で楽しく、サッカーでは厳しくというメリハリもあって、チームワークの良さが一番だと思います」

Q：一緒に長くやっている、というのもありますか?
「ずっと中学生のときから、途中で新しい選手が入ってくるということもあまりなく、自分たちで強くなってチームを作り上げていくというのがこのチームです。長くいっしょにやっているということで、お互いの特徴もわかっているのはあると思います」

Q：宝田選手が「ここは通過点」と話していましたが。
「はい。まだまだ2部で優勝しただけであって、リーグでは1部への昇格を目標にしていますし、1部に上がっても、上位に食い込んでいって、先々には1部でも優勝できるようなチームになっていくのが目標なので、まだまだ通過点で、もっと上を目指してがんばります」

Q：今後はなでしこジャパンを目指していくことになりますか?
「まだまだ遠い目標かもしれませんが、2部でがんばっていたら、高倉（麻子）監督はずっと見てくださっていますし、自分のプレーをわかってくださっているので、コツコツ頑張って、絶対にそこに入っていくぞ、という気持ちを忘れないで日々の練習から頑張っていきたいです」

●宝田沙織選手
Q：試合を振り返ってみていかかですか?
「チーム全体に絶対に勝つという気持ちが出た試合だったと思います」

Q：先制して、追いつかれたなかで、チームの空気感というものは?
「そのときは少し焦る部分もありましたが、みんなで声を掛けあって自分たちのプレーができて、よかったと思います」

Q：先制点はきれいな形でしたが、振り返ってみてどうですか?
「連動した動きができて、しっかり崩して得点できたところはよかったです」

Q：優勝できたということで、大会を通じて個人的に成長した部分もあったと思いますが。
「これが通過点なので、リーグではまた優勝できるように頑張りたいと思います」

Q：これでまたマークが厳しくなるかと思いますが、意識することはありますか。
「自分にマークが厳しくなる分、他のところが手薄になってくるので、そこを生かそうという思いが強いです」

Q：年上の選手が多い今日の試合で、特に意識することはありましたか?
「相手は大学生で、体とかは強かったですが、自分のプレーをしっかり出せたのでよかったです」

Q：PKは緊張しましたか? みんな堂々としていましたが。
「緊張しました(笑)　でもやりきろうという気持ちが強くて、楽しんでやろうとみんなで言っていて、笑ってできました」

Q：通過点という言葉がありましたが、チームとして個人として目標というのは?
「優勝というのはプラスにとらえて、リーグ戦では個人としてもっといいプレーをして得点に絡んでいけたらいいなと思います」

●脇阪麗奈選手
Q：優勝おめでとうございます。今の気持ちは?
「素直にうれしいです。が、自分のミスで失点してしまったことで、チームに迷惑を掛けてしまいました。でも、みんな励ましてくれて、勝つことができてとってもうれしいです」

Q：相手の強力な2トップにガツガツ行っていましたが、やってみてどうでしたか」
「自分たちはチャレンジャーなので、絶対向かっていったら勝てる、と集中を切らさず2人にプレッシャーをかけられてよかったと思います」

Q：松原選手が、チームワークの勝利だと言われていますが、そう思いますか。
「年齢が上の選手も下の選手もみんな仲がよくて、でも練習では厳しくやれています。チームワークではどこにも負けません」

Q：優勝できて、今後にもつながっていくのでは。
「リーグもあるので、そこでも優勝を狙えるチームだと思っているので、チームワークで声を出し合って最後まで走りきって乗りきっていきたいと思います」

Q：さらに高いところでやりたくなったという思いは?
「はい。でも、まだまだなところ、今日もちょっとしたミスとかもありましたし、もっと成長して1部で戦えるように頑張ります」

Q：個人的に、今後の目標は?
「個人的には、今年(U-19)アジアカップがあるので、代表に選ばれてもっと活躍して(2018年の)U-20ワールドカップに行きたいです。チームメイトはみんなうまいですし、自分は全然うまくないですが、みんなとなら切磋琢磨してやっていけると思います」

Q：練習から世界を見据えて、球際の厳しさとかを言っていると竹花監督は言われていましたが。
「(2016年の)U-17のワールドカップで経験したように、フィジカルなどは世界とは全然(レベルが)違うので、もっと厳しくやっていかないと、と思います。チーム全員が高い意識を持って、刺激のあるトレーニングができています」