9月3日（日）ＪリーグYBCルヴァンカップ
浦和レッズ 2－2 セレッソ大阪　（18:34/埼玉/23,116人）
試合写真・コメントなど
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●武藤雄樹選手
「個人的には後半からだったので、ほかの選手たちよりはたくさん走ってチームを助けることを考えていました。前からプレスでハメていくために、僕が少しボランチのような位置に下がって相手の４枚に対して、ハメにい行く形を狙っていました。すぐにゴールが入って逆転するチャンスもかなり作れていたので、それを決められずに残念です。
（Q：ゴールシーンを振り返ってください）
ヒラさん（平川忠亮）がウイングバックに入ったときは、仕掛ける形よりもシンプルに良いクロスボールを入れてくれる選手なので、相手の前で合わせるイメージは持っていました。クロスボールをうまく合わせる形を作れたのかなと思います。
（Q：ただ、残念ながらあと１点及びませんでした）
数多くのチャンスがあったと思います。逆転するチャンスはありました。ただ相手は前半に２点を取ったので、あとは守ればいいと思っていたでしょう。惜しいことは惜しかったですが、相手のストロングポイントであるセットプレー２発を前半に決められていることで、自分たちを苦しめたと思います。相手のストロングポイントを出させないようにするべきだったと思います。とにかく残念な結果でした。
（Q：今後の試合に向けて改善すべき点は？）
FKはスーパーなキックでした。守備の部分に重点を置いてサッカーをしているので、どんな形でも失点をしないような試合運びをしないといけません。あとはもっと中から崩せる形も作らないといけないのかなと思っています。守備と攻撃のバランスが難しいところですが、相手が引いた状況でも、もう少し中を使う形を作る必要があったのかなと思います。
（Q：セットプレーに関しては十分な対策もしてきたと思いますが？）
今年の春の試合（リーグ戦第２節 ）でもセットプレーから決められていますし、後ろにスラしていく形はセレッソが得意としている形でもあります。それを警戒していましたが、決められてしまったことは残念です。年間に４回もやればセットプレーで取られることもありますが、それを仕方がないで終わらせるのではなく、反省することも大事です」

●平川忠亮選手
「カップ戦なので、とにかく勝って上のステージに上がることを考えなければいけないと準備をしていました。ゲーム自体、前半に関してはどっちつかずの展開でした。CKとFKの展開から入れられるような形になりましたが、セットプレーはセレッソが得意としていた形でした。それをうまくやられてしまいました。堀監督からのハーフタイムの指示と選手交代で攻撃のギア、スイッチが入ったと思います。攻撃的に戦う中で３点目を取れれば一番良かったですが、残念な結果でした。
（Q：武藤選手のゴールをアシストした場面を振り返ってください）
クロスボールは自分の武器です。駒井はドリブル突破が得意な選手ですが、僕は良いタイミングでクロスボールを上げていくことを意識しています。中の選手たちも、僕がドリブルで何人も抜くような選手とは思っていないだろうから、精度の高いクロスボールを上げることは意識していました。武藤も中でうまく流し込んでくれたと思います。
（Q：そのあとの数分後には決定機に絡む場面もありました）
あのような場面を決めないといけません。ゴールチャンスでしっかりと決めることが上のステージに行くためには必要なことでした。チャンスを外してしまって悔しかったです。
（Q：最近はメンバーに入る中で、今日こうして出番が回ってくる形になりました）
監督が堀さんに代わってからメンバーに入るようになっていましたし、いつ使われるだろうと楽しみにしながらトレーニングに励むことができていました。自分の中でもコンディションが上がってきた中だったので、良いタイミングで使ってもらえたと思います。ルヴァンカップの敗退は決まってしまいましたが、90分間フル出場もできました。しっかりと動けて良かったと思います。
（Q：今日のアシストの活躍など、平川選手の存在がチームの良い刺激になるのでは？）
若い選手にも少しでもプレッシャーをかけられる形になっていけばいいのかなと思います。競争するために刺激を与えていきたいです」

●西川周作選手
「直接FKはすばらしかったですが、GKとしては止めないといけない場面でした。先に動いていないと止めることはできなかったと思います。逆にセレッソの丹野研太選手は非常に良いセーブがたくさんあって、チームを救えていたと思います。自分はその悔しさを糧にしないといけないと思っています。
（Q：セットプレーの守備ついて）
相手のセットプレーの狙いどおりにやられてしまいました。セットプレーの守備に関しては難しいところですが、マークを外さないことや相手に前に入られないことが大事です。チームのみんなで映像を確認しながら、次はリーグ戦で柏レイソル戦が待っているので、良い準備をしたいと思います。
（Q：失点の時間帯も良くなかったのかなと思います）
前半のうちに失点をして、0-2で折り返してもメンタリティーは慌てていませんでした。１点を取ることで相手も慌ててきますし、実際に早く１点を取ることができました。追いつけるところまでは良かったと思います。３点目を取るチャンスはあったと思いますので、チーム全員で受け止めながら次の試合に進んでいきたいです。
（Q：西川選手のパントキックからチャンスを作る場面も多かったです）
狙いどおりのプレーをできていましたし、チームとしても共通認識を持っていました。ピンチはチャンスと思いながらプレーした結果、チャンスに繋がりました。みんなでイメージを共有できたと思います。ゴール前までヒラさんが走り込んでいたことはすばらしいプレーでした。基本的なことを大事にしながら次の試合も戦いたいです」