10月22日(日)2017明治安田生命J3リーグ第28節
セレッソ大阪U-23 2-2 Y.S.C.C.横浜 (14:03/金鳥スタ/273人)
試合写真・コメントなど
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●米澤令衣選手
Q:同点ゴールは素晴らしいゴールでしたが?
「(一緒にミックスゾーンに現れた)こいつ(鈴木冬一)がうまくパスを付けてくれて、イメージ通りのゴールでした」

Q:キックフェイントでうまく相手のマークを外した?
「いや、あれはフェイントというより、シュートしようとしたら、ボールが遠かったので、やめようと思ったら、相手がこけてくれた。狙ったキックフェイントではないです。たまたま、ボールの置き所が悪かった(笑)シュートはいいコースに飛んでくれたので良かったです」

Q:こういうピッチコンディションでの試合経験はありますか?
「ユースの時以来でした。もうやりたくないです(苦笑)相手のゴール前にボールを集めれば何か起こると思っていたので、そういうプレーは意識してやっていました」

●岸本武流選手
Q:CKをヘディングで合わせた得点場面について
「今日のような、つなぐことが難しい試合では、CKなどセットプレーしか点は取りにくいなと思っていたので、CKはチャンスだと、試合前から狙っていました」

Q:こういうピッチコンディションでの試合経験はありますか?
「小学生以来ですね。でも、楽しかったです(笑)僕は嫌いじゃないので。チームとしても連敗しなかったことは大きいと思います」

Q:途中でスパイクも脱げていましたね?
「はい、大変でした(苦笑)」

Q:二けた得点まであと1点に迫ったが?
「早く二けたを取って、目標の15点に到達できるように、頑張ります!」

●西本雅崇選手
「こういうピッチで試合をするのは初めてでした。ただ、どんな状況でもサッカーはやらないといけないし、今日のようなピッチにも対応できるように考えてプレーしたんですけど、自分としてはあまりうまくいかなかったです。でも、いい経験にはなったかなと思います」

Q:蹴り合いにならざると得ない展開になったと思いますが、どういうことを考えてプレーしていましたか?
「試合前から割り切って、サイドのスペースだったり、ボールが止まるところを狙って、CKを取ったり、スローインを取ったり、押し込んでサッカーしようと話はしていました。そこを意識してやりましたけど、どんどんピッチ状況も悪くなって、ボールも蹴れない状況になって…。でも、勝点1を取れたことは大きいと思います。追いついた後の失点はもったいなかったし、あそこで失点しなければ勝ち試合にも持って行けたので、相手に流れを渡したことは反省すべき点ですが、チームとして途中出場の選手が流れを変えてくれましたし、最後まで諦めずに戦うことはここ数試合出ているので、そういうところは大事だと思います」

●森下怜哉選手
「ボールが動かないので、きつかったですし、オープンな展開になって厳しい時間帯もあったんですけど、普段から僕らは蹴ることも多いし、前からプレスにも行けるチームなので、そこまでやりにくさはなかったです。つないだらボールも止まるので、今日はシンプルに前に蹴ることは意識してプレーしました」

Q:2度リードされながら追いつけたことは、粘り強さを発揮できた?
「いや、1-1の同点に追いついた後、2点目を早く取られたので、そこは粘れなかったし、修正しないといけないですが、もう一度、同点に追いつけたことは良かったです」

●舩木翔選手
Q:第23節の北九州戦に続き、CKから岸本選手の得点をアシストしたが?
「決めたのは(岸本)武流くんですけど、みんなが信じて入って来てくれていると思う。グラウンドの状況や、雨もあって重くて蹴りにくい状況でしたけど、とりあえずストーンを越えて蹴ることができれば合わせてくれると思っていました。自分にアシストは付きましたけど、中の選手がうまく合わせてくれました」

Q:今日はいつも以上に前のサイドの選手と話しながらプレーしていたが?
「いつもと違うコンディションで、ボールが止まるし、そこで相手に拾われて、また蹴られて、自分たちが後ろ向きにされて守備するのがイヤだった。自分たちが裏に蹴って、という展開にしたかった。武流くんや(米澤)令衣くんはだいぶ走ってしんどかったと思うけど、相手を後ろ向きにさせた状態で自分たちが守備をできれば、相手のやりたいこともできなかったと思う。自分たちができていたシーンもあれば、相手ができていたシーンもあった。もう少し自分たちがコントロールしてやっていければ良かったです」

●鈴木冬一選手
Q:途中出場で同点につながるプレーで貢献したが?
「浮き球でパスが来た時にちょっと焦ったんですけど、相手が目の前にいて、股が空いていて、パスを出したら(米澤)令衣くんがいて、得点につながって良かったです」

Q:U-17W杯を振り返って
「強豪のイングランドを相手に、0-0で抑えることができたことは自信にもなるんですけど、最終的に勝ち負けが決まるスポーツなので、そこで勝ち切れなかったことは残念でした」

Q:ラウンド16のU-17イングランド代表戦は、前半はやられながらも、後半は盛り返して、時間を追うごとに逞しくなった素晴らしい試合だったと思います。
「僕たちは暑い中でも走れるので、前半は0-0で耐えて、後半は攻めるというスタンスでやろうということを話していて、その思い通りにできたんですけど、最終的に得点を決めることができなかったことは課題です。勝ちたかったですし、もし、あの試合に勝っていたら昨日も試合があったと思うので。負けて帰ってきて、悔しい思いを今日の試合にぶつけました」

Q:左サイドバックでのプレーについては?
「実際、戸惑うところはあったんですけど、左サイドバックでプレーしてみて、サイドハーフの選手がどう仕掛けてきたら嫌かということも分かった。いつもはドリブルしている側なので、ドリブルされている側になってプレーできたことは、これからのサッカー人生において、すごくいい経験になったと思います」

●喜田陽選手
Q:U-17W杯から帰ってきて、最初の試合でしたけど、試合前の気持ちはいかがでしたか?
「U-17W杯で、ラウンド16で負けてしまって帰ってきて、少しコンディション的にもきつかったんですけど、昨日、(大熊裕司)監督に『メンタルも含めて大丈夫か?』と聞かれて、『大丈夫です』と答えましたし、次への切り替えはできていました。今日、試合に出してもらって、引き分けで終わってしまったんですけど、ちょっとはチームに貢献できたと思います。ピッチコンディションが悪い中で、セカンドボールを拾うことを意識してプレーしました」

Q:ラウンド16のU-17イングランド代表戦は、時間とともに相手を追い詰めて、素晴らしい試合だったと思います。最後にPK失敗ということもありましたけど、あの試合を経験して、次へ向けてどのような感想を持っていますか?
「やっぱり、イングランド代表はこのU-17の大会で一番強いチームだったと思いますし、あの相手とやれたことは、この先のサッカー人生で忘れてはいけないことだと思っています。あのゲームを忘れてはいけないし、ずっと思いながら、この先のサッカー人生を過ごしていきたいと思います」