10月25日(水)第97回天皇杯準々決勝
セレッソ大阪 2-0 大宮アルディージャ (19:03/金鳥スタ/4,526人)
試合写真・コメントなど
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●福満隆貴選手
「最初は押されていましたが、後ろの選手を含めて全員で耐えたと思います。チャンスは本当に少なかったですが、チャンスをしっかりモノにできたのは、チームとして大きかったと思います。
(Q:先制点を決めたところの得点嗅覚について)
自分でもびっくりしているゴールでしたが、なんとかゴールの方向に飛ばそうと思ってクロスに飛び込んだ。それがうまく入ったので、よかったのかなと思います。
(Q:後半、相手に立て続けにセットプレーを与えたが、そこで耐えて、その後の追加点をチームで決めた。そこも、このチームの強さでは?)
守備が本当に堅いですし、誰ひとりさぼらずハードワークして、少ないチャンスをものにできた。本当にいい時間帯で点が取れたので、相手にもダメージを与えることができたと思います。
(Q:今日もかなり走りきり、すばらしいハードワークを見せていました)
本当に勝ちたかったですし、アピールする場だと思っていました。なにがなんでも勝つ気持ちを前面に出したら、自然に身体が動きました。(終わってからは)疲れましたが(笑)。
(Q:ただ、これで満足せず、J1リーグ戦で活躍したいという思いも強いのでは?)
現状、満足するということは絶対にないですし、リーグ戦でもっと試合に出られるようにやっていきたいです。
(Q:これで、リーグ戦、ルヴァンカップ、天皇杯と、すべてでタイトルを取れる可能性のあるのは、セレッソだけになりました)
そういう試合が多くできるのはうれしいですし、狙えるタイトルがあるならば一戦一戦しっかり戦って、1つでも上に行けるようにしていきたい。リーグ戦ではもっと上の順位に食い込んで行けるようにしたいし、ルヴァンカップは次が決勝で、なんとしても優勝したい。天皇杯は、次は準決勝ですが、またチーム一丸となって決勝に行けるように頑張るだけだと思います。自分はもっとそこに絡んで行けるように頑張りたい」

●藤本康太選手
「(Q:今日の試合は、いつもの自分たちらしい球際の強さやボールカット、プレスの鋭さ、そういったことが全体的にできていたことで、この勝利につながったのでは?
そうです。本当に、言われるとおり、僕たちらしい感じで進んでいったと、そう思います。
(Q:前半はミスも見られたが、チームでのカバーリングの意識も高かったのでは?)
ピンチは何回かありましたが、ああいうピンチでもチームが1つになっていたからこそ防げることであったりすると思う。1対1の(ピンチの)場面でも誰ひとりあきらめず最後まで走っていたから止めることができたと思いますし、そういうのがあって僕たちの得点にもつながったと思います。これを残りのリーグ戦、カップ戦もあるので続けていきたいです。
(Q:ルヴァンカップ準決勝から続くいい雰囲気を切らさないことも、今日のテーマの1つだったのでは?)
特に意識はしていないですが、なにも言わなくても、僕たちは僕たちのやり方、やるべきことというのがはっきりしているし、わかっていると思うので。そのへんの意思疎通は、なにも言わずともできる部分があると思うし、それがこの勝利につながったと思います。
(Q:相手にボールを持たれる時間があっても、後ろから『大丈夫だ』という話をしていたそうですが、持たれる時間帯というのも読みながら試合を進めることができたのでは?)
いつもそんな感じですし、僕たちは相手にボールを『持たれ慣れている』。そのなかで、どこで奪って、どこで相手を引き込んで、一発のカウンターを狙うかというのが僕らのスタイルだと思う。今日はそれがうまくはまったというかのもあるし。(ボールを)『回される』のと、『回させている』のとでは全然気持ちも違うので。少しでもそういった(精神面などを)楽にできたらいいなと思いながら声をかけてきました」

●関口訓充選手
「(Q:いわゆる『ルヴァン組』というチームは、今日も自分たちのやるべきサッカーをして勝ったという感じでしたが?)
今季ずっと負けなしで来て、無敗で終わろうという話もしていました。多分、次(準決勝)は僕たちにチャンスがあるかどうかは微妙なところかもしれないので、この一戦に懸ける想いがみんなすごかったと思います。しっかり2-0という形で勝つことができたのは、自分たちが今年1年やってきたことを、最後みんなが表現してやれたのかなと思います。
(Q:プレスバックの意識、ボールへの寄せ、球際の強さなど、チームの持ち味を随所に発揮していたが?)
前半、相手にボールを持たれるシーンとかありましたが、中では『あそこは持たせてもいい』ということで、自分たちはきちんとリトリートしながら、スペースを埋めてしっかり守ることができていて、ピンチらしいピンチは俺がフリーキックで(パスミスから)カウンターを食らったシーンだけだと思うので。チームとして、すごく戦えていたのかなと思います。
(Q:関口選手のクロスから澤上選手が決めた2点目が、試合を決定づけた形でした)
前半でピンチを作ってしまい、チームに迷惑をかけたので、後半で挽回してやろうと思ってピッチにまた気持ちを新たに入ることができました。そこで挽回できたので、自分としてはよかったです。切り返しのセンタリングを上げる前のシーンとかも、自分のやってきたことが出せたのでよかったなと思います。
(Q:ルヴァンカップ、リーグ戦、天皇杯と、上を目指せるところまで来ています。行けるところまでやっていきたい思いを強く持っているのでは?)
そうです、行けるところまで行きたいと思います。自分たちが、たとえ試合に出られなくても、チームとしてしっかりバックアップできるようにしたいです」

●秋山大地選手
「(Q:このチームの持ち味が今日も随所に出ていました)
そうです。(ルヴァン組と言われる)このチームでできるのもそんなに多くないし、みんなやっぱり気持ちが入っていた。今まで負けていないというのもあったし、勝って終わろうではないですが、勝ちにはこだわりました。
(Q:相手にボールを持たれても、慌てないというところが今日も見られたが?)
基本的に相手に持たれる時間帯は毎回多いので。その中でも、モニさん(茂庭照幸)や(藤本)康太くんを中心に、『持たれても大丈夫だから!』とやっていた。持たれてもそんなに怖くないという思いでやっていました」

●山村和也選手
「(Q:ケガから復帰した中での久々の試合となりました。プレーした感覚は?)
ミスでボールを収めることはあまりできなかったなというのはありますが、2-0としっかりリードしている時に出場させてもらったので、そこは本当にやりやすい中で復帰することができたかなと思います。
(Q:プレスバックの意識など、チームとともにできていた部分もあったのでは?)
守備のところは、少ない時間でしたがある程度の手応えはありました。あとは攻撃でのボールコントロールだったり、コンディションをしっかり上げていかなければいけないなと思います。
(Q:ルヴァンカップも決勝に進み、天皇杯もベスト4に勝ち上がりました。チームの状態のよさを、ピッチでも感じているのでは?)
そうです。こうやって結果につながっているというのは、チームとしてもすごくいいことだと思いますし、いい雰囲気のなかでシーズンを送れているのかなと思います。
(Q:残りの試合も大事な試合が続く中、今日、試合に出られた意義について)
またピッチに戻ることができて、あとはしっかりチームに貢献できるように頑張りたいと思います」