12月23日（土・祝）第97回天皇杯準決勝
ヴィッセル神戸 1－3 セレッソ大阪　（13:04/ヤンマー/24,833人）
試合写真・コメントなど
----------

●渡部博文選手
「非常に悔しいゲームだったのですが、今年いちばん自分たちのプランを実行できた試合だったなと思います。いい守備からいい攻撃へということで、カウンターサッカーに徹することができましたし、同時に相手もそういったサッカーを狙っているなか、どっちが得点をしてもおかしくないような状況だったと思います。そこで自分たちが最後の、90分＋４分、あのアディショナルタイムで、緩めた選手はいないと思いますが、ああいった（勝ちきるかどうかの）ところの差というのが、今季のＪリーグを見てみれば、出てしまったのかなと思います」 

Q：セットプレーのチャンスについて
「先に触わるシーンも多かったですし、セットプレーの練習もしていたので狙っていたのですが、これだけロングスローもコーナーキックもあったなか、得点につながらなかったというのが今後の課題だと思います。ただ、逆に藤田（直之）のロングスローというのは、改めて武器になると実感しています」

Q：この試合に関しては、やるべきプランを果たせていたように見えました。やりきった想いは？
「そうですね…。見ている方がどう思ったかはわからないですが、自分たちとしては今年いちばんチームが１つになれたという実感もありますし、ファイトできたというところがいちばんある。結果は負けてしまいましたが、僕たちは胸を張って神戸に帰って、また改めて来シーズンに向けて準備をしていきたいです」

●高橋峻希選手
「本当に今年を象徴するような結果だったというか、今年は点を取ったあとに失点することが続いたので、それがまた最後に（同じように）なってしまって、そこは力不足だと思う。ピッチに入っていた選手もそうですが、１年間みんなで戦ってきて、今季の悔しさというのがすごいあると思うので、また来年、このステージ（上位の舞台）に戻ってこられるようにやっていけたらいいなと思います。ただ、今日の結果は負けなので…」

Q：天皇杯のタイトルを獲るという強い想いは見せられたのでは？
「そうですね。（リーグ戦から天皇杯までの）空いていた期間は、このセレッソ戦のために対策、作戦を練ってやってきていた。結果は負けましたが、前回に戦っていたときよりは、間違いなく戦えていたと思う。次どうなるかというのは本当にわからないと思います。今年は終わりましたが、しっかり休んで、来年またいい準備をして頑張っていきたい」