2月25日(日)2018明治安田生命J1リーグ 第1節
セレッソ大阪 1-1 横浜F・マリノス (16:03/ヤンマー/23,049人)
試合写真・コメントなど
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●柿谷曜一朗選手
「相手は変則的なボール回しの仕方だったので多少戸惑いましたけど、そこまで決定的なチャンスは作らせなかったと思うし、それだけ後ろは集中して守っていました。前の選手は何度かチャンスがあったのですが、それを決め切れなかったことが、この結果につながったと思います。僕も(杉本)健勇もチャンスはあったので、1点は非常に申し訳ないと思います。ただ、今日、(J1リーグ戦で)初めて(先発で)出た(福満)隆貴があれだけ精力的に走って、チャンスも作ってくれたことは助かりましたし、途中から出てきたソウザがトシ(高木俊幸)と一緒に流れを変えてくれたので、チーム一丸で勝点1を取りに行けたんじゃないかなと思います。
(Q:相手のやり方については?)
わかっていましたし、映像も何度も見ましたけど、どこまでのものかということはやってみないとわからない。多少は手こずりましたけど、押せ押せになってからは相手のフォーメーションは気にせずできたかなと思います。
(Q:負けなかったことは次につながると思うか?)
たとえ負けていたとしても、なにもマイナスに考える必要はないと思います。すべてがうまくいくわけではないので。今日、引き分けに追い付けた一番の要因としては、J1初先発したタカキがあれだけ存在感を出してくれて、途中から出た選手たちも、特にソウザがボールを運んでくれたから、ああいう結果になったと思うし、流れを変えてくれて感謝しています。
(Q:自身の同点ゴールについては?)
90分通して試合に出る中で、僕自身もどうなったかあまり覚えていないですけど、ああいう相手のミスというかチャンスは来ると思うし、それを早い段階で決めるのか、最後になってしまうのかで試合の展開は変わってしまう。同点に追いつけたことはプラスかしれないけど、勝たないといけない試合だったかなと思います」

●福満隆貴選手
「(Q:J1リーグ戦での初先発でしたが、精力的に走ってチャンスにも絡んでいたと思います。プレーを振り返ると?)
前の選手はみんなうまいので、自分は自分のプレーを出せればいいかなと思って試合に臨みました。ただ、後半はゴールを決められるチャンスはあったので、そこはもう少しレベルを上げないといけないと思います。なにかが起こると思って信じて走っていたんですけど、(シュートの瞬間は)少し焦った部分もあったと思います。
(Q:どのタイミングで先発を言われましたか?)
今日の試合前のミーティングの時ですね。『やってやるぞ!』という気持ちもありましたし、結果で恩返ししたかった部分もありましたけど、なかなか得点やアシストができなかったのは悔しい気持ちでいっぱいです。まぁでも、負けなかったことをポジティブに捉えるしかない。連戦が続くので、チーム一丸となってやれればいいかなと思います。
(Q:リーグ戦の先発は、カップ戦ともまた雰囲気も違いましたか?)
そうですね。お客さんの数もそうですけど、開幕戦というのはサポーターの皆さんも含め、みんなが待ちに待った瞬間だと思うので、その瞬間に立てたことはいいことだと思います。でも、それに満足せず、今季はずっとリーグ戦に出られるようにやっていきたいと思います」

●杉本健勇選手
「1本、自分にも決定的なシュートがあったので、決めたかったですね。切り替えるしかないです。
(Q:シュートは狙い過ぎたのか?)
ニアに打とうか迷って…。まぁでも、シンプルに俺のミス。決めないとアカンかった。
(Q:試合全体を振り返ると勝点1を取ったのか、勝点2を失ったのか?)
どうなんやろ? 考え方やけど、試合を見てもらってもわかるように、マリノスは特殊なサッカーをやってきた。ビデオは見ていましたけど、やってみるとやっぱり違うので。ボールを取りに行ってもかわされるシーンもたくさんあって、俺らのサッカーはできなかったですね。その中でもチャンスは作っていたので、勝てた試合だとは思いますけど、全体的な流れを見ると微妙なところですね。
(Q:相手のサイドバックが中に絞ってきましたが、FWとしてはどう攻めようと思っていたか?)
奪った後にサイドは空いているんですけど、俺らも守備をしないといけないですし。相手も、失った時の切り替えも早かったし距離感も良かったので、なかなか前にいいボールが渡らなかったという部分もあります。それが相手の狙いでもあったと思うし、そこはもっとできたかなとも思います」

●キム ジンヒョン選手
「(Q:相手は高い最終ラインを取っていたが?)
プレッシャーも早かったけど裏にはスペースも結構あったので、バックパスにしても、もう少し優しいパスが自分に来れば生かせたんじゃないかなとも思います。常に裏は狙っていたけど、もう少しうまく使うことができればよかったです。
(Q:失点場面は相手のシュートコースが良かったのか?)
コースも良かったし、相手はミドルシュートがうまい選手が揃っているという情報もあった中で、寄せ切れなかった。でも、最終的には止めることができなかった自分の責任です。
(Q:その後は相手にもチャンスはありましたが、2失点目は防ぎました)
ウチにもチャンスがあって決め切れない中で、相手に2点目を奪われると試合は厳しくなると思ったので、2点目は与えないようにという気持ちでした。攻撃陣が1点を取ってくれると信じて、我慢していました」