4月14日(土)2018明治安田生命J1リーグ 第8節
セレッソ大阪 1-0 FC東京 (15:03/ヤンマー/17,790人)
試合写真・コメントなど
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●高木俊幸選手
「形はどうあれ、結果が大事だと思うので。どんなゴールでもいいから、貪欲に狙っていこうと。そろそろ、自分にも結果が欲しい頃だと思っていました。前節、川崎フロンターレを相手に試合に出たメンバーがしっかりやってくれて、いつも仲良くしている福満隆貴が点を取って勝ったので、次は自分がやる番だなと思っていました。本当に、前節の試合が、いい刺激になったと思います」

Q:得点シーンのようなこぼれ球は狙っていましたか?
「ずっとベンチからも言われていましたし、中で選手同士でも、『こぼれを狙っておいて』とずっと言われていたので。一番、いい形でこぼれてきたゴールだったと思います」

Q:あの場面は、「来そうだな」という予感もありましたか?
「『こぼれて来そう』というか、『こぼれて来る』と思って常に走っているので。『来るかな?』ではなく、来た時のために、ああいうところにしっかり入っていることが大事だと思います」

●木本恭生選手
Q:集中力が最後まで途切れなかった、守備陣としては最高の試合でしたか?
「そうですね。無失点で勝てたのは良かったです。監督も、『無失点で抑えれば必ず勝てる』と言ってくれていたので。前の選手たちを信じていましたし、1点を取ってくれたので、勝てて良かったです」

Q:後半開始からディエゴ オリヴェイラ選手が入って来て、相手の攻撃の威力も増した感じがありましたが?
「Jリーグの中でも強い選手だと思いました。ああいう選手と戦えたことは、自分の経験として、これから生きてくると思います。完璧には止めることはできませんでしたが、無失点に抑えることができたので、少しは自信になります」

Q:何度か裏も取られかけましたが、チャレンジ&カバーでしのげましたか?
「始めから裏を狙ってくると分かっていたし、あの形が一番、自分たちにとって嫌な形だったので。前半は自分たちがスペースを消してうまく守れていたんですけど、後半になって、攻め出してから、失い方が悪い時に危ない場面もありましたけど、自分たちが集中して守っていれば、やられないと思っていました」

Q:前半、ある程度、リトリートしてブロックを作って、裏を消す形は狙い通りでしたか?
「そうですね。試合前から狙っていました。ただ、ラインが少し低くなった分、相手のクロスも多くなったので、そこは後半に向けて修正しよう、という話はしていました」

●マテイ ヨニッチ選手
「非常にタフな試合でした。セレッソもFC東京も連勝している中、勝ち切れたのがセレッソでした。本当に良かったです」

Q:無失点で終われた要因をどう考えますか?
「今までの試合と比べて何かを変えたわけではないですし、特別な何かをしたわけではないですが、全体的にいいパフォーマンスができました」

Q:FW、中盤、DFラインが間延びせず、全体的にコンパクトに守れていたとも思うが?
「そうですね。前の選手も横の選手も全員が貢献して、スペースをあまり与えないように、きっちりとスペースを埋める役割を果たしていました。コンパクトに試合を運ぶことは毎試合、狙っているのですが、今日はうまくできたと思います」

Q:後半、相手は裏を狙ってきていましたが?
「そうですね。とてもスピードのある選手が揃っていたのですが、相手が積極的にDFラインの裏を狙ってくることは試合前から予測していたので、うまくDF同士でプレーを読みながら、お互いのカバーリングが効果的だったと思います」

●山口蛍選手
「無失点で終われたことは良かったです。今までもそんなに悪くなかったんですけど、コミュニケーションで解決できるところもあったと思うし、集中力の問題もあったと思います。今日は、後ろも前も、全体の集中力が高かったと思いますし、それが今日の無失点につながったのだと思います」

Q:全体をコンパクトに戦えていたように見えましたが?
「そうですね。去年のいい時も、そうやってコンパクトに戦えていたと思いますし、今、それができているから、結果も付いてきていると思います」

Q:後半からディエゴ オリヴェイラ選手が入ってきて、少し裏も狙われましたが?
「前半はそこまで裏のボールはなかったのですが、後半は永井くんとディエゴ オリヴェイラの2人がいて、結構、裏に走られて、それがピンチになるシーンも多かった。それが、今日は相手で一番、脅威な部分でした。ただ、スピードがあることは分かっていたので、そこはCBを含めてうまく対応してくれたと思います」

Q:今日は西本雅崇選手とのコンビでしたが、どんな声をかけましたか?
「『思い切ってやれ』とは言ったけど、あいつも緊張すると思ったので、俺がなるべくうまくサポートできたらいいなと思っていました。そんなに悪くなかったと思います」

Q:ボランチにケガ人が増えて、山口選手に負担がかかるというか、フル回転ですが、そのあたりについては?
「仕方ないと思いますし、(ACLは)ユンさんがどういう判断を下すか分からないですが、出続けているのは僕だけではないですし、うまく戦っていきたいと思います」

●西本雅崇選手
Q:J1リーグ戦での初先発となりましたが、試合を振り返ると?
「J1という舞台に立ってみて、通用する部分と通用しなかった部分がハッキリしましたし、あの雰囲気の中で、自分のプレーをどれだけ出せるか、という部分では、まだまだ足りないなと感じました」

Q:どういったところが通用して、どういったところが足りないと感じましたか?
「(足りなかったのは)ミスが多い、というところ、つなぎのところですね。つなぎでミスが増えたことが一番の課題で、もっと落ち着いてやることが大事でした」