4月21日(土)2018明治安田生命J1リーグ 第9節
ガンバ大阪 1-0 セレッソ大阪 (19:03/吹田S/35,242人)
試合写真・コメントなど
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●柿谷曜一朗選手
「結果に対して文句を言うつもりもないですし、素直に受け止めないといけない。ダービーでPKだけで決まってしまうのはもったいなかったなというのはあるけど、守備陣は頑張ってくれていたので、俺ら前の選手が点を取れなかったことがすべてかなと思います。失点してからは、チームとしてバランスを崩すのか、そのまま行くのか、というところの意思統一ができていなかったかなと。ダービーなので、単純に悔しいですけど、もう少しできたのではないかなと思います。
(Q:不完全燃焼の試合になってしまった感じですか?)
そうですね。まぁでも、たくさんのサポーターが来てくれて、もっと楽しい試合ができればよかったですけど、ダービーに関しては、今までの歴史もそうですけど、どうしても勝負弱いところがあって。結果が出ていないから勝負弱いって言われるところを、僕らが直せればと思っているのですが。プラスに考えるなら、今までのダービーとは違って…僕の中のイメージでは、今までは自分たちが我慢する時間が長い試合が多かったかなと思うけど、今日は前半のサッカーが後半もできればチームとしては良かったのかなと。全員がボールを触って、受けて、フィニッシュのところは僕と健勇が直さないといけないですけど、それまでの作りは悪くなかったと思います。ただ、今日の負けは個人的には引きずるし、すぐに切り替えられるかはわかりませんが、すぐに試合は来るので。今日は悔しいですけど、次の試合に向けてしっかり準備できればと思います」

●山口蛍選手
「自分たちがチャンスになりそうなシーンも多く作っていたと思うけど、最後の最後、相手も体を投げ出してきて、チャンスになり切らなかったシーンもあったので、崩すところの精度が足りなかったと思います。
(Q:試合前に話していた、『ダービーに今の順位は関係ない』という部分が出た試合になったが?
そうですね。ダービーに関してはこういう試合になると思いましたし、自分たちもリーグ戦4連勝で来ましたけど、まだまだということも感じました。
(Q:大阪ダービーのリーグ戦でのアウェイで、なかなか勝てないのは悔しいのでは?)
2003年以来アウェイで勝っていない、ということは今回の試合まで知らなかったので。覆したいという思いで挑みましたけど、なかなかうまくいかなかった。また次、ホームで試合がすぐにあるので(4/25・水・仙台戦@金鳥スタ)、この負けを引きずらないように、連敗しないようにやっていいたいと思います」

●マテイ ヨニッチ選手
「(Q:敗戦という結果はやはり悔しいですね)
そうですね。我々もチャンスを作れたのですが、そこを決め切れなかったことも敗因でした。人数をかけて攻めた分、裏のスペースを空けてしまい、カウンターでやられて0-2になってもおかしくない試合でした。数多くのサポーターがここに駆け付けてくれて、一生懸命応援してくださったので『負けてしまってごめんなさい』ということは伝えたいと思います。
(Q:ダービー特有の難しさは感じましたか?)
どうでしょうか。ダービーに関係なく、相手が与えられたチャンスを決めて、我々がチャンスを決め切れなかったのが敗因だと思います。また次、すぐにリーグ戦が来ますので、しっかりとリカバリーして試合に臨みたいと思います」

●山下達也選手
「前半に関しては、PKの場面と相手のクロスに合わせられた場面くらいで、そんなに相手としての怖さはなかったので、勝ちたい試合ではありました。相手は(ファン)ウィジョしか動き出していないので、出し手とのタイミングをうまく見ながら体をぶつけたり、相手のコースに入ったり、そういう駆け引きはありました。相性的にはいい感じでした。相手のカウンターは何本かありましたけど、ゲームは支配していたと思うし、ポジティブに考えて、しっかりリカバリーして、次の試合に向けて準備したいと思います。
 ダービーは、試合までの流れとかチームの調子も関係ない特別な試合。切り替えて、引きずらずに、またガンバとはホームでできるので(第29節)、そこでしっかり勝ちたいと思います」

●キム ジンヒョン選手
「試合に向けていい準備はしましたけど、結果を出せなかったことが残念です。
(Q:PKになる前の場面も含め、全体的に普段よりつなぎのミスが目立っていたように思うが?)
(山口)蛍が『ごめん』って言ってきましたけど、僕はそういうことは気にしていない。取られることもあるし、ミスすることもある。後ろでしっかり準備をしないといけない。結果、PKでやられて負けたんですけど、他の場面に関しては、(ファン)ウィジョを抑えることができたことは良かったと思います。今日は点が取れるチャンスもあまりなかったし、うまくいってもシュートで終われなかったことも、今日の結果になったのかなと思います。
(Q:失点後のチームは少し落ち着きをなくしたような感じになりましたが、ジンヒョン選手は雰囲気に飲まれず、セーブーもフィードも落ち着いていたように見えました)
僕らは1点差で負けていて、後半は『リスタートも早くやっていかないといけない』という話はしましたし、僕にも『早くしてほしい』という話がありました。早くした中で、落ち着くところは落ち着かないと流れを掴めないと思っていました。全体として見ればそこまで悪くなかった試合でしたが、結果が一番なので。サポーターの皆さんには申し訳ないと思います」