ブラジル1部リーグ所属シャペコエンセの選手らが搭乗していた飛行機が南米コロンビアに向かう途中で墜落した事故に関し、この飛行機事故によりお亡くなりになられた方々とそのご遺族には心より追悼の意を表し、お悔やみ申し上げます。また、お怪我をされた方が一刻も早く回復することをお祈りするとともに、一人でも多くの方が救助されることを願っております。

また、ブラジル最大の放送局ヘジ・グローボ(Rede Globo)の報道やブラジルのサッカー関係者の情報により、2012シーズンにセレッソ大阪の所属選手として尽力されたケンペス選手が搭乗され、残念ながらご逝去されたとの知らせを受けることとなりました。ここに故人の生前のご功績を偲ぶとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。

■名前
エヴェルトン ケンペス ドス サントス ゴンサウベス
Everton Kempes dos Santos Goncalves
(登録名:ケンペス/Kempes)
■生年月日:1982年8月3日(享年34歳)
■出身地:ブラジル

■セレッソ大阪での公式戦出場記録:
◇リーグ戦:27試合出場(7得点)/カップ戦5試合出場(1得点)
◇天皇杯:2試合出場(1得点)

■藤本康太選手コメント
(2012シーズンキャプテン)
「まずは嘘であってほしいと思っていたし、言葉にするのが難しいです。外見は怖さがありましたが、優しくて真面目でチームのために自分を犠牲にできる選手でした。大阪ダービーでケンペス選手が得点して決めたのが一番頭に残っています。当時一緒にやっていた選手たちと心配していたし、やりきれない気持ちです」

■大阪サッカークラブ(株)チーム統括部 森島寛晃コメント
「このたびは、同じサッカー人としてこのようなニュースを聞いて大変驚いています。選手をはじめチーム関係者、亡くなった方々に心よりお悔やみ申し上げます。
また、セレッソでプレーをしていた同僚ケンペス選手もこのたびの事故にあったと聞き、攻撃的なセレッソ大阪のチームを本当に引っ張ってくれた選手だっただけに当時の活躍が改めて思い出されます。サッカー界でこれからまだまだ活躍される選手だっただけに本当に残念でなりません」