2月2日(木)に開催しました「サポーターズコンベンション2017」第2部について、レポートいたします。
「サポーターズコンベンション2017」レポート【第2部(3)】よりつづく


【質疑応答】
Q:SAKURA PASSPORTでJ3の試合を見られるようにしてほしい。
A:昨年もこういったご要望をいただいておりました。SAKURA PASSPORTは、皆さんカードをお持ちなのですが、それではなくて、J3のホームゲーム開催分の17枚綴りの回数券というか、そういったチケットを12,000円くらいで販売させていただこうかなと思っています。また決まり次第、ホームページなどでご案内させていただきたいと思います。 

Q:外部からの新人獲得が多いですが、U-23で試合出場すると、およそ1年でA契約になるので、トップで通用するまでに時間をかけることができないのでは?と懸念しています。U-23は、アカデミー出身者をあと数年、手元で育てたらトップで通用する選手が増えるという思いから始まったと記憶しています。そのわりには昇格が少ないので、若手の出入りが激しくならないか、不安に思いました。
A:森島部長
契約の話がありましたが、U-23の出場時間によって必ずA契約になるということではなくて、トップチームを目指していくなかで、U-23で出場時間を満たした場合ではB契約のままで、A契約はトップチームで出場してからという契約の形態もあります。U-23でA契約になったから、U-23で鍛えることができない、というわけではありません。契約の形がありますから、その点は問題ありません。
A:大熊部長
補足ですが、皆さんで育てていただいたアカデミーのA契約というのは、A契約選手が25人と決まっているのですが、そこから除外されます。そういう意味では、皆さんに育てていただいた選手は、もっとたくさん登録できることになっているので、他のクラブよりも少ないお金で、たくさんの選手を抱えることができます。そのあたりも、アカデミーに力を注いでいただいている結果で、U-23とトップチームに生きていると思います。

Q:プライムセレッソに入会しています。特典である、会員のみが参加できるイベントがトップチームのアウェイ戦の日に行われました。試合の日に行わなくてもいいのでは?
A:猪原グループ長
日程の調整で、そういうことになってしまって、大変申し訳ありません。今シーズンはそういったことがないように、早めに日程も調整しながら、早くイベントの告知ができるようにやっていきたいと思います。 

Q:今年は久々に大阪ダービーがあります。毎回気になっているのですが、スタジアムのアウェイのガンバ側ではセキュリティーもあると思いますが空席を設けていますよね。日本では暴動が起きないと思うのですが、全部埋め尽くすことはできませんか? ルールで空けないといけないということもありますか?

A:猪原グループ長
事が起こってからでは遅いということもあり、緩衝地帯というか、南側のホームエリアとアウェイエリアの間にスペースを空けています。たくさん席を売るほうがクラブとしても収入にはなりますが、リスクということも考えてやっていかないといけません。なので、そういったスペースを設けているということです。

Q:ここ数年、J2に落ちたこともあって、チームのフィロソフィーが形としてなっていないと思います。ここ数年で、今まで構築したものがかなり崩れたと思います。これから先、J1でやっていく上で、チームのフィロソフィーをどう考えていますか?
A:玉田社長
私の個人的な意見になるかもしれませんが、確かに2014年で1回壊れた気がしています。下からもう1回築き上げてきた、アカデミーから上に結び付けていくことをベースにチームを強化していくところです。もう1つは、皆さんも(セレッソは)攻撃的なチームという印象があったと思いますが、それがなくなったということで、昨年「SAKURA SPECTACLE」という言葉を根底に置こうと臨みました。しかし、そういうチームになかなかできなかったというところです。私が社長に就任した時に最初にお話ししましたように、スローガンは毎年コロコロ変えるべきではないと考えていますので、今年はもう1回、「SAKURA SPECTACLE」にチーム全員でチャレンジするというか、全うしていきたいなと思っています。

Q:「舞洲プロジェクト」に参加されていると思いますが、今後、エヴェッサさんやオリックスさんとどういう連係を取っていくのですか?
A:玉田社長
「舞洲プロジェクト」は、大阪市と3チームで今年からスタートさせるプロジェクトです。どういうやり方をしたら一番効果が出るかということで、現在はスタッフも入って検討しているところです。オリックスさんの設備がもう間もなく完成するということで、今年の4月くらいから本格的に、本格的にと言ってもそんなに目立った活動にすぐつながるかはわかりませんけれども、例えば営業的には共通チケットを作るとか、そういう案も出たりして、大阪市と3チームでしっかり話し合いながら、大阪の活性化を図れるようにやっていきたいと考えています。 

Q:昨夏ベサルト選手を獲られた理由と、今季リカルド選手を残した理由は?
A:大熊部長
契約なので細かくは言えませんが、フリーの選手と、契約金を払って獲得する選手がいます。予算の規模上、森島も含めて強化としては、フリーの選手を連れてこようという時があります。その際でも違約金の設定があったりするので、危機管理として、日本人選手や外国籍選手のリストをなるべくみんなで集めています。その中で、フリーで、予算の中で獲得できる限られた選手、かつまとまらない契約や、日本では夏の移籍ウインドーが短い中で選んだ選手でした。皆さんの中でも、外国籍選手ということでもっとやってほしいという思いはあったかもしれませんが、なかなか日本にフィットせず、というところはあったのかなと思います。簡単ではありませんが、そこを我々がしっかりやる、皆さんにご心配をかけないようにすることが、さらに必要だと自負しています。
これからも、日本人だけではなくて、情報の量やタイムリーさを蓄積しながら、皆さんにご心配をかけないように、皆さんの期待に沿うような、ワクワクする試合になるような選手を探す準備を頑張っていきたいと思います。

Q:夏にリーグ戦の中断期間があります。対外試合の予定はありますか?
A:玉田社長
中断期間はリーグとしてはあるのですが、スルガ銀行チャンピオンシップの影響で、夏の第22節に予定されていた浦和との試合が7月22日になりまして、また天皇杯もあります。プレシーズンマッチをやるチャンスが少ないということで、チーム、監督とも話した結果、今年は今のところ見送っています。 

Q:今年からJリーグの放映がDAZNになります。調べると、すごくややこしい。アウェイで行けない時に、もっとセレッソの試合を放映しているお店を紹介してほしい。現状は、メガストアと梅田のフットサルパークの2軒くらいしかわかりません。その他のお店もホームページで紹介していただきたいですが、可能ですか?
A:猪原グループ長
まず、お店で中継するというところですが、個人契約と違って、法人契約が必要になります。そこの整備をJリーグとDAZNで急いでやっております。契約を結べば、お店で視聴できるということになりますが、Jリーグもクラブもそうなのですが、DAZNに加入して見ていただくことがメインになります。どのお店でやっているか、法人契約をやっていないところもあるので、我々もそこを伝えていいものかどうか。コンプライアンス上の問題もありますので、現状をしっかりと把握している、今おっしゃっていただいた2つの場所を告知しています。視聴でややこしいというご意見いただいているので、我々もJリーグやDAZNと、開幕に向けて視聴の仕方であったり、申し込みの仕方であったり、かなりの宣伝やCMを流す予定になっております。ご確認いただけたらと思います。 
動画|DAZN(ダゾーン)視聴方法