2月18日(土)15:00キックオフ ※45分×2本
セレッソ大阪 2-0 仁川ユナイテッドFC
結果、出場メンバー 
試合後の監督・選手コメント 
レポート 
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 J1リーグ 開幕まで1週間に迫った2月18日に行われた練習試合。相手は仁川ユナイテッドFC、キンチョウスタジアムでの45分ハーフのゲームと、限りなく実戦に近い形だった。

 立ち上がりの2分、相手の隙を突く形でチャンスが生まれた。杉本健勇からのパスを受けた柿谷曜一朗がシュート。きれいに決まってセレッソが先制した。幸先よくゴールが生まれたが、その後はなかなかチャンスが作れず。相手があまり前に出てこなかったこともあり、前半はボールを握る時間が続いた。

 後半も、メンバーは替わらずスタート。が、なかなかいいリズムで攻めることができない時間帯が続いた。それでも、何度かサイドからのクロスを中央で合わせる形を作り、相手ゴールに迫った。
 後半に入って、やや相手が攻勢に出てきたことで、守勢にまわる時間帯も。が、ボランチの山口蛍を中心に、DFの山下達也、マテイ ヨニッチ、さらにキム ジンヒョンらがうまく連係、危ない場面はほとんど見られなかった。尹晶煥監督は、「守備はうまくいっていたと思う」と、手ごたえを感じている様子だった。

 後半30分を過ぎてから、テンポよくパスがつながり、チャンスが生まれ出した。2得点目は、終了間際の87分。直前に交代出場した丸岡満が、右サイドからクロスを送り、タイミングよく走り込んだソウザへ。ソウザが鮮やかに決め、2-0として試合を締めくくった。

 試合後の尹監督は、穏やかな表情で「今日勝ったことで、開幕戦にもっといい入り方ができる」と語った。「守備もそうだが、攻撃の面でもすごくいいシーンが出ていた。1カ月間準備してきたことが、よく出ていた」と手ごたえを口にしていた。
 始動時から取り組んだディフェンスに一定の結果が出ていること、また攻撃面もコンビネーションが高まりつつあり、順調な仕上がりが感じられる90分だった。「満足はしていない。ミスを減らさないといけないし、少ないチャンスだとしても、それを決められる能力も伸ばしていかないといけない」と尹監督。開幕まであと1週間。課題を克服し、ジュビロ磐田に挑む。

2月25日(土)2017明治安田生命J1リーグ第1節
セレッソ大阪 - ジュビロ磐田 (15:00KICK OFF/ヤンマー)
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