2015プレナスチャレンジリーグWEST 第1節

4月5日(日)13:00KICK OFF/JG堺S1 セレッソ大阪堺レディース 3-2 バニーズ京都SC 得点者:19' 矢形海優(C大阪)、22' 矢形海優(C大阪)、32' 大嶋さゆり(京都)、65' 林穂之香(C大阪)、90'+3 南麻菜(京都) ----------  春の雨が降りそそぐピッチで、セレッソ大阪堺レディースの新しいシーズンが始まった。相手はバニーズ京都SC。これまでもチャレンジリーグで何度も対戦してきた相手だが、「メンバーがかなり変わっているようだし、相手のことはあまり気にしないで臨む。自分たちの力を出し続けることだけを考えたい」と竹花友也監督。その言葉通り、立ち上がりからアグレッシブな姿勢を見せて攻撃を仕掛けるものの、主導権を握るには至らなかった。  それでも、15分過ぎからは次第にいい形で、相手陣内でプレーできるようになり、17分には松原志歩選手がミドルシュートを放ってゴールを脅かした。その2分後、待望の先制点が生まれた。「練習でやってきた形。(脇阪)麗奈と目が合って、ボールが出てくるのがわかった」という矢形海優選手が、うまく相手ディフェンスの裏に抜け出し、ドリブルシュート。これが決まってセレッソがリードを奪った。さらにその3分後にも、矢形選手が2点目を奪う。シュートを相手GKが弾いたところをつなぎ、きっちりゴールに流し込んだ。  32分にCKから押し込まれて1点差にされるものの、それ以外ピンチはほとんどなかった。前線からしっかり相手を追い込み、攻撃の形を作らせなかった。逆に38分、39分、40分と立て続けに好機を作りだし、優位に試合を進めた。しかし、ここで畳み掛けられなかったのはやや残念。2-1で前半を終えた。  後半に入ってもセレッソ優位は動かず、FWにスピードのある玉櫻ことの選手を送り込み、追加点を狙った。65分には、正面FKの場面でサインプレーを敢行、相手の意表を突く形で林穂之香選手がゴール。アディショナルタイムに1点を失ったのは悔やまれるが、シュート数はセレッソ20本に対してバニーズは4本という数字からもわかるように、多くのチャンスを作り続けての勝利だった。チャレンジリーグ3年目にして初めて開幕戦に勝利し、選手たちは笑顔満開でサポーターの皆さんにあいさつ。幸先のいいスタートとなった。 次回試合予定 4月12日(日)2015プレナスチャレンジリーグWEST第2節 セレッソ大阪堺レディース vs 益城ルネサンス熊本フットボールクラブ (13:00KICK OFF/JG堺S1)