2011年12月3日(土)J1第34節
セレッソ大阪 7-1 アビスパ福岡

(15:34/金鳥スタ/11,009人)




写真セレクトのひとこと

2007年シーズン途中からの「第2次レヴィー時代」が終わった日。3年間のJ2での戦いを経てJ1に復帰し、その間には香川真司、乾貴士ら若き才能を育ててヨーロッパに送り出しました。さらにAFCチャンピオンズリーグにも出場…と実り多き5シーズン。
この日の試合は、アビスパ福岡を相手に7-1と大量得点を挙げて勝利。清武弘嗣、キム ボギョンに加え丸橋祐介、山口蛍、扇原貴宏、杉本健勇らも先発メンバー入り。次々とタレントが登場し、明るい未来を感じさせる試合でした。
試合後のセレモニーでは、「アリガトウ」を繰り返したレヴィー・クルピ監督。感極まり、涙も見せていました。翌年8月に3度目の就任があるとは、このときは誰も予想していませんでした…。

文・横井素子

試合後の選手コメント

●清武弘嗣選手
「失点してしまいましたけれど、勝ててよかったです。今日はみんながうまく連動して、しっかりやれたと思います。得点シーンは、レヴィーがいつも言うように冷静に流しました。まだ天皇杯があるし、頑張りたい」
●キム ボギョン選手
「(9月のACLで顔面骨骨折してから)今までコンディションを上げていくことを意識してやってきました。今日は最終戦でしたけど、うまくゲームに参加できたと思います。倉田、清武と3シャドーでプレーするのは楽しかった。でももっともっと点に絡んで、攻撃力を増していきたいと思います」

レビュー

「攻めきるMAX」。リーグ最終戦は、まさに今季のスローガンどおりの試合になった。右肩を負傷(脱臼)した酒本憲幸に代わって 藤本康太が右サイドバックに入り、ボランチは山口蛍と扇原貴宏の五輪代表コンビが務めた。そして、攻撃の中心を担う3シャドーは日本代表の清武弘嗣をまん中に、左に倉田秋、右にキム ボギョン。さらに1トップは杉本健勇と、今季のセレッソを象徴するような“若いチーム”となった。
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