2013年11月23日(土・祝)J1第32節
セレッソ大阪 1-0 サンフレッチェ広島

(14:04/金鳥スタ/17,489人)




写真セレクトのひとこと

試合日の1カ月前にチケットが完売。熱気と期待が試合前からキンチョウスタジアムに充満していました。
キックオフ前のアンセム斉唱。皆さんの声に、振り上げた手に力がこもっています。前年のチャンピオン・広島を迎え撃ったこの試合。2012年、目の前で優勝を決められた悔しさを選手は忘れていませんでした。
先制はセレッソ。柿谷曜一朗選手のパスにシンプリシオ選手が抜け出してゴール!その後は相手の猛攻を山下達也選手が中心になり、しのぎ切りました。しかし、この試合のあとの鹿島戦に惜敗し、タイトル獲得はならず。実り多きシーズンだっただけに、結果が欲しかったです。

文・横井素子

試合後の選手コメント

●シンプリシオ選手
「今日のゴールは練習でよくやっているコンビプレーです。パスのタイミング、どこへ出すか、みんなでイメージの共有ができています。監督からの指示は、広島はクオリティーが高いけれど、自分たちがボールを取ったらアグレッシブに攻撃を仕掛けること。それが唯一のゴールのチャンスだということでした」
●キム ジンヒョン選手
「勝って良かったです。DFが頑張ってくれて、今日はシュートもあまりなかったと思います。この勝ちは本当に大きいです。前の試合でFC東京にも勝てて、そこから残り4試合全部勝っていこうとみんなが一つになって試合に臨んでいます」

レビュー

「勝利しかない」という強い気持ちで臨んだ3位・サンフレッチェ広島との上位対決。キックオフ前からの意気込みを反映した、激しく熱い一戦になった。

勝点3を加え、鹿島アントラーズを抜いて4位に浮上。横浜F・マリノスが勝ったため厳しい状況には変わりはないが、希望はつながっている。残り2試合、必勝態勢は続く。
…つづき&公式記録はこちら

-----
金鳥スタ5年間の思い出フォト
どれやと思う?
 キンチョウスタジアムの5年間で、いちばん思い出に残るシーンはどれやろ?