2015年7月4日（土）J2第21節
セレッソ大阪 0－0 大分トリニータ

（19:04/金鳥スタ/8,946人）





写真セレクトのひとこと

スペインのレアル・サラゴサに移籍することになった長谷川アーリアジャスール選手のお別れ試合。前々日に「マイセレ」に掲載するインタビューをしたのですが、セレッソでの1年半をふり返って、「苦しい時こそ何ができるのか、逆境になったときに何をすればいいのかを改めて教えてもらった気がする」と話していたのが印象的でした。
試合では、途中出場したアーリア選手。結果はスコアレスドローでした。大きなセレモニーはなく、サポーターの皆さんの前であいさつをしたのみ。さりげないお別れになりました。
フォルラン選手に続いてアーリア選手。今年は、「さよならの夏」でしたね。

文・横井素子

試合後の選手コメント

●長谷川アーリアジャスール選手
「雨にもかかわらず、たくさんのファン・サポーターが来てくれて、勝てなかったのですが、この1年半のいろんな思いをすごく感じながらプレーできました。結果という形で恩返ししたかったのですが、セレッソに残ってくれるみんながやってくれると思います」
●山口蛍選手
「（アーリア選手は）バランスも見てくれていたし、気の利く選手でもあった。個人としても一番プレーもお互いわかり合っていたと思うので少し残念な部分はあります。でも、下を向いていてもダメ。今日、負けなかったことはよかったと思うので」

レビュー

今季初の3連勝はまたも叶わず、勝点34の5位で前半戦終了。首位の大宮アルディージャ（勝点46）とは12差、J1自動昇格圏内の2位ジュビロ磐田（勝点40）とは6差で折り返すことになった。また、2日にレアル・サラゴサ（スペイン）への完全移籍が発表された長谷川アーリアジャスールのセレッソでのラストマッチとなったが、勝利で送り出すことはできなかった。
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