2月27日(土)に開催しました「2015年度ハナサカクラブ総会」の内容についてお知らせいたします。
◆ハナサカクラブとは
【2015年度ハナサカクラブ総会】
2月27日(土)@ホテル・ロッジ舞洲 多目的ホール
11:00~ 総会
総会には36名の方に参加(懇親会には35名)いただきました。
この2年間で獲得したタイトルの賞状やトロフィーなどを展示しました。
◆開会のことば
一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブ代表理事 宮本功
「この2年間で高校、中学、小学生年代のすべてのカテゴリーで全国制覇(優勝)することができました。それを狙っていたというのではないことは皆さんもおわかりいただいていると思いますが、結果としてそういう表現ができるようになった、これは偶然ではなく、我々のやっていること、活動や方針、そして皆さんの支援が結果として日本のトップレベルまで行き着いたということだと思います。この先さらに、世界に向けてどう行くのかというのが次の目標になります。あとはトップチームだけですが、向こう10年分ぐらいの楽しみはすでにあると思っていただいていいかと思います。子どもたちは順調に育っていって、どんどんトップチームに選手を輩出していく、現状の日本のトップレベルにある子どもたちが育っていくということです。ここまで来るのに、ハナサカクラブの歴史から考えて、大体8年近くかかっています。選手は簡単には育たないし、アカデミーがここまで来るのにそれだけの時間を要したということです。トップチームに同じだけの時間をかけるというのでは待てませんので、もうちょっと早くよくできればと思います」
◆2016シーズン新任スタッフのご紹介(左から鳥居塚監督、中山コーチ、島並コーチ)
●U-12監督 鳥居塚伸人
「アカデミーとして最初のカテゴリーがU-12。子どもたちを人間としてしっかり成長させて、またサッカーのほうでもトップチームで活躍できる選手を輩出できるように頑張っていきます」
●和歌山U-15コーチ 中山昇
「清水(和男)監督、選手とともに成長して、精いっぱい頑張りたいと思います」
●アカデミーGKコーチ 島並貴樹
「自分自身、小中高とセレッソのアカデミーで育ちました。少しでもこのチームに恩返しをできるように頑張ります」
※U-18監督の村田一弘、U-12コーチの齋藤竜、U-23トレーナーの山下章雄は都合により欠席しました。
◆あいさつ
ハナサカクラブ会長 森島寛晃
「いつもハナサカクラブをご支援いただきありがとうございます。育成のほうも、皆さんのご支援をいただいたことで、選手たちがいい経験をさせていただき、すばらしい組織になっていっていると思います。引き続きよろしくお願いします。私は、今までこうやって皆様の前でハナサカクラブ会長として話をさせてもらっていましたが、今シーズンからトップチームの強化のポジション(チーム統括部フットボールオペレーショングループ)に入って、ハナサカクラブのご支援を受けた選手たちがトップチームにつながり、そこでの強化というところに携わっていくことになりました。ハナサカクラブ会長としてお話をするのは今日が最後になりますが、これからもご支援よろしくお願いします」
◆会計報告/年間活動報告
一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブ代表理事 宮本功
2015年の会計報告と年間の活動報告を行いました。資料-1(1.26MB)
◆U-18韓国遠征報告
U-18コーチ 高橋大輔 ※役職は2015年度のもの
2015年12月に行った韓国遠征の報告を行いました。資料-2(0.98MB)
「韓国Kリーグ強豪の下部組織とレベルの高い試合ができた。現地では歓迎していただき、ピッチ外でもいい経験をさせていただいた」と遠征を総括した高橋コーチ。現地での試合映像を交えて報告を行いました。
「私自身、2015年に初めてアカデミーで仕事をさせていただいて、高知キャンプからヨーロッパ遠征、U-15の韓国遠征、このU-18の韓国遠征にも参加させていただいた中で、海外の基準の中で、海外で通用する選手にするためのアプローチをしていかなくちゃいけないということを感じました。この非日常で感じたものを、日常にできるように、選手とともに切磋琢磨し努力していきたいと思います。今年は、U-23のコーチとしてアカデミーを引っ張っていけるように頑張ります」
◆和歌山U-13タイ遠征報告
和歌山U-15監督 清水和男
2015年12月に行ったタイ遠征の報告を行いました。資料-3(2.46MB)
「試合では、非常にいい相手と対戦させていただいた。現地のスタッフにお世話になり、選手たちが積極的にコミュニケーションを取っていた。海外遠征が初めてという選手も多かったが、いろいろな部分が経験になった」と、清水監督。現地での写真、映像などで遠征の報告を行いました。映像では、選手たちもハナサカクラブ会員の皆さんへのお礼メッセージを述べました。
「2015年の年末にいい状態でこの遠征に行くことができ、2月に行われたヤマトタケルリーグ昇格チーム決定戦では、ケガやインフルエンザなどの選手が出る中、ディアブロッサ高田に勝って、今シーズンからU-15、西U-15とともにヤマトタケルリーグに参加すること決まりました。またいいスタートが切れるように、皆様にさらに応援していただけるように頑張っていきます」
《休憩》
◆エリートクラスの活動実績について
一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブ 代表理事 宮本功
2012年にスタートしたセレッソ大阪サッカースクールのエリートクラスについての活動報告を行いました。エリートクラスの目的と実績、担当する指導者について、また具体的な活動内容について説明しました。資料-4(1.09MB)
◆セレッソ大阪堺レディース、ガールズの今後の活動について
一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブ 代表理事 宮本功
2010年に活動をスタートしたセレッソ大阪のレディースチームの今後について説明を行いました。今後の目標や、活動の目的、最終的なチーム構成、また今シーズンにアカデミーを卒業する(高校3年生の)女子選手について、トップチームの選手としてアマチュア選手契約を結び活動を続けることなどを説明しました。資料-5(0.5MB)
◆メディカル研修についてのご報告
アカデミートレーナー 柴田郁美
2016年1月にアメリカでの解剖研修に参加した柴田トレーナーから報告がありました。リハビリなどを行う上で、解剖は非常に重要であることを説明、クラブ内でトレーナーたちと共有し、今後の選手へのケアに還元していくとしました。資料-6(0.5MB)
◆食育に関する報告
管理栄養士 中村奈央
栄養面から、選手のサポートを行っている管理栄養士の中村が、日常の活動である栄養講習会や個人カウンセリングの内容について例をあげて説明、報告をしました。資料-7(0.66MB)
◆U-15「高円宮杯 第27回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会」優勝報告
U-15監督 大畑開
2015年12月に行われた同大会について、映像も交えて行いました。資料-8(0.57MB)
大畑監督からは、「今回の結果というものも大事ですが、U-12、U-13、U-14のアカデミーの一貫した指導の成果というところでは、喜ばしいことかなと思っています、今後、さらに計画的、継続的に下の年代からやっていかなくてはと感じています。ここがゴールではなく、この経験を次につなげていかなくてはいけないと思います」との総括がありました。
◆セレッソ大阪堺ガールズ「JOCジュニアオリンピックカップ 第19回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会」優勝報告
セレッソ大阪堺レディース監督 竹花友也
2016年1月に行われた同大会について報告するとともに、成果や課題を発表しました。また、レディースの2015チャレンジリーグおよび同プレーオフについてのレポート、今季からは、なでしこリーグ2部に参加することも報告されました。資料-9(0.9MB)
総会終了後、ロッジ舞洲内のレストランで懇親会を開催いたしました。
限られた時間ではありましたが、会員の皆さまとスタッフとがお話しさせていただきました。また、質疑応答についても、この懇親会の時間に対応させていただきました。
参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
会員の皆さまのご理解とご協力を得て、ハナサカクラブは順調に運営され、確実にアカデミーの活動を支えています。引き続き、ご理解とご協力をお願いいたします。
ニュース
「2015年度ハナサカクラブ総会」レポート カテゴリー:
2016年3月15日(火)
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