皇后杯3回戦、マイナビベガルタ仙台レディース戦のレポートをお送りします。
12月2日(日)、会場は広島広域公園第一球技場。11時キックオフということで、スタジアムに到着したときは、寒さを感じました。でも、陽がさしてくると暖かく、すばらしいサッカー日和になりました
選手入場!
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エスコートキッズのみなさんと一緒に撮影したバージョンです。
宝田沙織選手がセンターバックとしてバックラインに入り、2トップはU-17女子ワールドカップから戻ったばかりの田中智子選手とこれまではDFとしてプレーしていた田畑晴菜選手のコンビでした。同じくU-17女子ワールドカップに出場していた善積わらい選手も先発、右サイドバックとしてプレーしました。
「マイナビには今までなかなか勝てていなかったので、勝つことを目標に臨んだ」と、キャプテンの林穂之香選手。キックオフからしっかりボールをつないで攻める意識でプレーしましたが、なかなかチャンスを作れずにいると、25分にDFラインの裏に抜け出されて先制を許します。
後半は、野島咲良選手をFWに投入、さらに攻撃を意識したプレーが展開されました。左サイドハーフの松原志歩選手を起点に、いくつもチャンスを作り出しますがゴールには至らず…。65分すぎには矢形海優選手をFWに上げ、さらに70分には「点を取るために」(竹花監督)、宝田沙織選手を前線へ。
いい形でつなぐ場面はあったものの、最後で決めきれずノーゴールのまま終盤へ。逆に90分にFKからヘッドで合わされ、痛恨の2失点目を喫しました。
皇后杯でも「なでしこ1部の壁」を痛感…林キャプテンは「ブロックを作ってくる相手に対して、攻撃のスピードが足りず、スイッチの入れどころを勇気をもって決めきれなかった。勝負どころで相手に負けていた。それが来季に向けた課題」と、振り返りました。
2018年シーズンの、セレッソ大阪堺レディースの公式戦全日程が終了。なでしこ1部での挑戦は、悔しく残念な結果となりました。
しかし、下を向いているだけではありません。選手たちはこの貴重な経験を必ず未来への糧にするはずです。
最後は林選手の言葉で締めます。
「今シーズン通して勝てない苦しい戦いが続いた中で、士気が下がっていくのではなく、どう変えていくのかを考える、チームの団結力という今までにない新たなものが加わりましたし、あとは勝つだけというのもありましたが、1部のレベルで1年間を通してチャレンジできた。これが来年や再来年ではなく今年できたというのはよかったと思います」
シーズンを通しての温かなご声援、ありがとうございました。負け続けても常にポジティブに声をかけ、励ましていただいたサポーターの皆さんには感謝しかありません。マイセレのコメント欄にも毎試合温かい言葉を書き込んでいただきました。
セレッソ大阪堺レディースは、決して歩みを止めず、日々成長を続けます。これからも温かく見守っていただき、声援をお送りください!
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