2019年 梅州市「一帯一路」国際青少年サッカー交流大会◆8月22日(木)

軽くストレッチ後に7:30朝食、10:00から練習。
人工芝の気温は温度計で40度近くあり、暑く感じます。昨日は19:00の試合だけだったので休養できたこともあり、自分で記載する疲労度の数値も減っていました。
決勝に進む我々の練習を見学に来たり、写真を要望されたり、注目度を感じます。
練習後、昼食を済ませてから夕食までの時間はゆっくりと仲良く過ごす選手たち。
今晩に対戦するからか、ボタフォゴから明日の練習試合はキャンセルしたいと連絡がありました。



試合会場に歩いて向かう選手たちは、少し緊張した様子。中国遠征最後の試合で、前線から予測し、積極的にボールを1対1で奪いに行きながらも全体が連動すること。勝利することだけでなく、最後まで迫力ある攻撃、優先順位を意識してゴールを常に狙う奪うことを目的にチャレンジすること。攻守に関わりを増やすだけでなく、場所とタイミングを見て考え判断すること。すべてにおいて質が重要でこだわることを、監督から試合前に確認されました。



決勝戦の試合は3−1vsボタフォゴ(ブラジル)
8チーム参加で、予選と決勝を勝利し優勝。
自分たちの技術ミスから先制点を奪われましたが、慌てることなくゴールを目指し関わりを多く、選択肢を増やすことで、すぐに芝田のゴールで追いつきます。前半は相手FW2名のスピードとパワーに押されて後ろからの押し上げも少なく、攻撃に人数をかけられませんでしたが、後半は積極的に全員の距離感も良くなりサイドを崩す場面が増えました。
途中、照明が半分消えて12分間中断しましたが集中力が途切れることなく、日本では少ないアクシデントを楽しみ、芝田が背後に抜け出し、サイドを攻略しクロスに重村が飛び込み得点。
試合を観戦するために地元の人たちも多く集まり、勝利した選手たちを賞賛し、取材や写真を求められることに戸惑いながらも笑い・泣き・喜ぶ子どもたちにはすばらしい経験となり、U-12年代で体感できたことに感謝いたします。
それでも、まだまだ質は低く、細かな部分の改善とこだわりが必要です。勝利だけが目的ではなく、将来トップチームで活躍し世界に羽ばたける選手になるために日々の練習から意識して向上を目指します。試合で相手選手と接触して念のために病院に行った選手もいましたが、問題なしでした。




2019年 梅州市「一帯一路」国際青少年サッカー交流大会◆8月23日(金)
9:00vsボタフォゴ練習試合は中止。午前中から観光を予定しております。
行動の様子、明日のレポートにて報告させていただきます。

(セレッソ大阪U-12コーチ 久川直裕)