U-13選抜 スペイン遠征第2日目の報告です。

朝7時から体温と心拍数など体調をチェック!夜もしっかり寝られたようです。
朝食はビュッフェ形式で、コミュニケーションをとりながら食事をとりました。

グラウンドには徒歩で移動。
午前中は湿度が低く少し汗ばむ程度で、風もあり気持ちのいい気候です。
グラウンドも、きれいなスタンド付き人工芝です。

この午前中のトレーニングはコンディショニングを行い、午後に向けて整えます。


練習メニューはランニングからスタートし、ストレッチを入れた後、コミニケーションを含めたレクリエーションを取り入れながら体を動かしていきます。

その後はGKと分かれてトレーニング。
フィールドプレーヤーは、日本での事前活動で見られた守備の課題部分を改めて確認。
個人戦術の部分を改善しつつ、意図的に連動できるよう共通理解を深めます。
最後にはスタッフも交えて4チームに分けて、ミニゲームのリーグ戦で終了。

内容の確認をしながらも明るく良い雰囲気でトレーニングを終えられました。
やはり選手たちは長距離移動後ということもあり、少し体が重いように感じたようです。
海外遠征だからこその経験です。自分の体を理解しながら調整できるようにならなければなりません。

練習の帰り道は、買い出し担当で軽食と水を購入。

昼食をとり、休憩後にはミーティングを行い遠征の目的、サッカーの目標、ゲームコンセプトの確認しました。
この遠征で常にチャレンジし続けることを求めていきます。

ミーティング後、バスでレアルマドリーの練習場に移動。
世界最高峰の施設でサッカーできる喜びを感じながらピッチに立ちました。
今回の試合はレアルTVで生中継されました。


開始直後から速いゲームスピードと高い強度の中でゲームが進みます。互いにボールを大切にし、自分たちから積極的にボールを奪いに行きます。
そんな中、前半4分、左PA外から落合選手が中山選手にパス、それをワンタッチシュートでゴール。
流れの中から幸先よく先制。攻め込まれる時間もGKの選手中心に粘り強く跳ね返します。



プレッシャーがあり、ピンチが多いなかでもボールをしっかりつなぎながら運び、ゴールを目指しました。
最後は耐え切って2-1で勝利。

試合全体を通して改善点はありますが、怖がらずにボールを持ち、時には個人で相手を剥がせる場面もありました。
守備ではチームで共有して挑戦してる部分が良くなっています。



時差もあるため食事も睡魔と戦いながらでした。
試合には勝ちましたが、選手は相手のうまさや強さに感じることがあったようで勝利に満足した様子ではありません。

今日より明日とさらに個々が成長していけるよう挑戦していきます。


(セレッソ大阪サッカースクールコーチ  小川美智雄)

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