12月19日、マレーシア遠征の報告です。

昨日までの予選リーグ3試合の結果、5〜8位の順位トーナメントの第1試合。
相手は韓国のJOONG DONG。

マレーシアに来てから連日雨でしたが、今日の天気は快晴。気温も湿度も非常に高く、厳しい環境での試合となりました。


開始から互いに主導権を握ろうと、攻守に一歩も譲らない激しい立ち上がりとなりました。
守備で何度か危ない場面もありましたが、チーム全員でゴールを守ります。攻撃では中盤でボールを動かしながら何度か良い形で相手ゴールに迫ります。
前半29分、背後に抜け出した銭谷から安藤へ決定的なパスが通りますが惜しくもシュートは枠の外に。この決定的なチャンスをものにできず、前半を0-0で折り返します。


後半も前半同様、互いに攻撃的な姿勢を見せ、チャンスを作ります。
後半9分、相手DFのロングフィードで右サイドを破られ、そこから上がったクロスを合わせられ0-1となります。
嫌なムードが漂いましたが、交代出場の選手たちが流れを引き寄せます。
後半15分、中盤でテンポ良くボールを動かしながら康が左サイドの山本へパス。ボールを受けた山本が相手DFをかわしシュート。これが決まり1-1とします。
その後も攻撃的にプレーし続けると後半27分、右サイドの崩しから左サイドの山本へ決定的なパスが通りますが、シュートはゴールの枠を逸れます。
連戦の疲れと気候の影響で次第に足が止まり始めますが、チーム全員で危ない場面をしのぎます。
このまま同点かと思われた試合終了間際、ゴール前でルーズボールへの反応が遅れ、そのまま相手FWに決められ1-2となり、試合終了となりました。


試合には敗戦こそしましたが、試合中に相手選手と本気で感情をぶつけ合ったり、試合後悔しくて泣く選手がいたり、セレッソの選手というプライドと責任を持って本気で戦うからこそ味わえる経験をこの試合はさせてくれました。

明日は休息日で明後日は順位トーナメント最終戦。韓国のソウルFSTと対戦します。

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