6月、ジュニアユース年代では、夏休みに北海道帯広で行われる第34回クラブユースサッカー選手権(U-15)を懸け、1ヶ月に渡り関西大会が行われました。

関西の地域を勝ち抜いた46チームが3次ラウンドまで戦い、関西で8チームが全国大会出場権の枠を獲得します。
サンライズリーグに加盟しているセレッソ大阪、セレッソ大阪西、セレッソ大阪和歌山は2次ラウンド(予選リーグ)からの登場となりました。
抽選により予選リーグからセレッソ大阪西とセレッソ大阪和歌山が同グループになる予想外の展開となりましたが、3チーム共に予選リーグ突破を決め、3次ラウンド(決勝トーナメント)進出を決めました。

6月9日から3次ラウンド(決勝トーナメント)が始まり、1発勝負のトーナメント戦で緊張感のある中、1回戦は3チーム勝利し、ベスト16を決めました。
6月15日の決勝トーナメント2回戦は勝てば全国大会が決まる大事なゲーム。


 セレッソ大阪和歌山U-15は決勝トーナメント初戦で千里丘FCに勝った勢いのまま、MIOびわこ滋賀U-15に3-0の勝利。
4年ぶりに全国大会出場を決めました。最終結果4位となり、チームではフェアプレー賞を、個人ではFW若野来成選手が大会優秀選手賞を獲得しました。


 セレッソ大阪U-15は決勝トーナメント2回戦で柏田SCに惜敗。敗者復活戦にまわることになりました。
勝てば全国大会の代表決定戦の相手はなんとガンバ大阪ジュニアユース。大一番の試合で大阪ダービーが実現しました。
試合は非常に多くの観客が見つめる異様な雰囲気の中でスタート。一進一退の攻防の中でガンバ大阪ジュニアユースが先制するものの、前半終了間際にセレッソ大阪U-15が追いつき、1-1で前半を終えます。
後半はセレッソ大阪U-15がチャンスを数多く作るも得点を奪えず、同点のままPK戦に突入します。
PK戦は意地と意地のぶつかり合いとなり、最後は9人目のキッカーがきっちり決め、セレッソ大阪U-15も全国大会出場を決めました。

 

 セレッソ大阪西U-15の決勝トーナメント2回戦の相手はガンバ大阪を破り勢いに乗って勝ち上がってきた神戸FC。接戦となりましたが、2-1で勝利し全国大会出場を決めました。
その後、準決勝で柏田SCに2-0の勝利、決勝ではヴィッセル神戸U-15に2-1の勝利。
昨年のセレッソ大阪U-15の優勝に続き、セレッソアカデミーとしては2年連続、セレッソ大阪西U-15としては初めてのクラブユースサッカー選手権(U-15)関西大会の優勝を飾りました。
また、個人では木下慎之輔選手が大会最優秀選手賞と得点王のダブル受賞、丸山監督が最優秀監督賞をいただきました。


 1ヶ月に及ぶ大会を終えて、3チームすべてが夏の第34回クラブユースサッカー選手権(U-15)出場を決めることが出来ました。
この結果は日々の選手個人個人の頑張りが実を結び、チームとして花開いた一つの結果であります。
まだまだ満足し、立ち止まることはありませんが、この結果を一つの自信に個人としてチームとしてさらなる高みを目指し、全国大会での飛躍を期待しています。