7月8日(土)2017明治安田生命J1リーグ第18節
セレッソ大阪 - 柏レイソル (19:00KICK OFF/金鳥スタ)
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前節で鹿島に敗れた柏は、4月から続いていた無敗が10試合でストップし、首位から陥落した。ただし、悲観するような試合内容ではなく、大谷秀和が「連敗をしないことが大事。ここで連敗をするかしないかで、上か下か変わってくると思う」と話すように、視線はすでに次の戦いへと切り替わっている。
その次の対戦こそ、2位・セレッソ大阪との上位直接対決だ。
前回対戦は5月6日の第10節 だった。この試合に1-0で勝利を収めた柏は4連勝となり、その後連勝は8まで伸びた。その8連勝を振り返った際に、伊東純也は「セレッソが一番強かった」と述べている。
それもそのはず、前節の鹿島戦(●2-3)でも柏の得点はいずれも相手の守備を完全に崩し切った見事な形であり、第14節の浦和戦(○1-0)でも苦しい戦いではあったが幾度となくチャンスを作った。それに対し、セレッソ戦だけはほぼノーチャンスの試合。丸橋祐介のクリアボールがクリスティアーノに当たってゴールに吸い込まれる“ラッキーゴール”と、中村航輔のビッグセーブがなければ、勝敗が逆になってもおかしくはなかった。
下平隆宏監督は「セレッソには多くのタレントがいて、そのタレントが攻守に渡ってハードワークを怠らない」と、その印象を口にしている。今回もセレッソを圧倒する展開になるとは思えないが、前回対戦で決着をつけたあのラッキーゴールは、柏が「前から奪いに行く」意識を貫いたからこそ生まれた得点であり、今回もその意識を絶やすことなく、相手ボールになった瞬間には素早い切り替えからプレッシャーをかけてセレッソから自由を奪いたい。
また、6月22日には元セレッソのキム ボギョンの移籍加入が発表され、6月30日に合流。登録の関係上、柏での出場は7月30日が最速となる。そのため今回の古巣対戦での出場はないが、それでも「自分が日本を離れるときにいたチームですし、当時のチームメイトも今のセレッソに在籍しています。上位にいるだけあって力がありますし、個人個人の能力も非常に高い。非常に楽しみにしています」とキム ボギョンはセレッソとの対戦を楽しみにしているようだ。
首位の鹿島を追走するためには、柏もセレッソも勝点3が欲しいというのは同じだろう。11戦ぶりに黒星を喫した柏のリスタートとしては、これ以上の相手はいない。上位直接対決で、この強いセレッソに競り勝てれば、柏は再び上昇気流に乗れるはずだ。
文・鈴木潤
ニュース
J1 第18節 柏戦|相手チーム情報:11戦ぶりの敗戦後に迎える、首位追走への上位直接対決!
2017年7月7日(金)
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- キムボギョン
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