4月24日(水)JリーグYBCルヴァンカップ 第4節
セレッソ大阪 - ヴィッセル神戸 (19:30KICK OFF/ヤンマー)
試合写真・コメントなど |チケット
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2019JリーグYBCルヴァンカップ・グループステージCグループで首位に立っているヴィッセル神戸。ここ4試合10失点と苦しんでいるリーグ戦とは違い、ルヴァンカップでは3試合で失点2と堅守を見せている。Cグループで唯一の無敗(1勝2分)を誇っている要因は、この守備力にありそうだ。
ルヴァンカップ3試合のうち、センターバック宮大樹は2試合に出場している。いずれも90分間プレーし、無失点とチームに貢献。今季初出場となった3月13日のルヴァンカップ・セレッソ戦 では、気持ちの入ったプレーでブルーノ メンデスや福満隆貴ら桜のアタッカーに自由を与えなかった。
57分に交代出場した現役高校生の西川潤には何度かチャンスメイクされたものの、77分に交代で入った都倉賢には決定機を作らせず。チャンスを自ら潰した場面ではガッポーズも出た。試合後、「都倉選手は自分がプロに入る前からJリーグで大活躍していた選手。テレビで見ていた選手と対戦し、止めることができたので思わず(ガッツポーズが)出ちゃいました」と笑みをこぼした。シーズン開幕直前に左ハムストリングス肉離れで出遅れた左利きセンターバックは、このセレッソ戦がケガからの復帰戦でもあった。
大阪出身の宮にとって、地元クラブのセレッソ戦は特別な思いがあるという。大阪セントラルFCとびわこ成蹊スポーツ大学で先輩だった松田陸がいることも特別感が増す1つの要因だ。「(双子の弟・力も含め)松田兄弟は尊敬する先輩」と話す宮。だが、「今は、自分は神戸の選手」ときっぱりと話す。
むしろ、プロへの道を後押ししてくれた吉田孝行監督への恩返しの思いのほうが強い。少し前の話だが、こんなエピソードを語ってくれたことがある。
「大学4年の頃にチーム練習に参加させてもらった。その時、タカさん(吉田監督)がヘッドコーチをされていた。当時監督だったネルシーニョさんよりも近い距離で選手に接してくださっていて、試合に絡まない自分たちもきちんと面倒を見てくださった。いつか恩返ししたいと思っています」
フアン マヌエル リージョ監督が契約解除となり、再び吉田監督が指揮を執っている神戸。それでも前節・浦和戦に敗れ、リーグ戦3連敗と苦しい状況が続いている。今こそ宮が恩返しをする時…。勝てばグループステージ突破を大きく引き寄せる大事な一戦に“無失点男”が燃えないわけはない。
文・白井邦彦
ニュース
ルヴァンカップ 第4節 神戸戦|相手チーム情報:監督交代を行った神戸。堅守でグループステージ突破を引き寄せる
2019年4月22日(月)
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