9月1日（日）2019明治安田生命J1リーグ 第25節
セレッソ大阪 － 川崎フロンターレ　（18:00KICK OFF/ヤンマー）
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　川崎Ｆは、ここ最近、思うように勝ち星が伸びていない。7月31日の広島戦を2-3で落とすと、そこから始まる8月の4試合を3分け1敗の未勝利で終えてしまった。堅守が売りだった川崎Ｆは、広島戦の3失点を皮切りに未勝利の5試合で、10失点と大不調に陥っており、苦境に立たされている。得点力はまずまずの形で維持できているが、まずは守備の立て直しが急務となっている。

　連続未勝利という意味では、セレッソとの対戦でも苦しい状況が続いている。最後に勝てたのは2017年のリーグ戦で、この時は等々力で5-1で快勝。ところが続くルヴァンカップ決勝を0-2で落とすと、その後のリーグ戦を加えて4連敗。今季の第6節の対戦でかろうじて1-1の引き分けて連敗を止めたが、依然として未勝利が続いている。つまり川崎Ｆはリーグ戦と対セレッソ戦の両方で5戦連続未勝利という状態にあるということになる。

　主軸選手にも負傷者が出ており苦境に立たされている。例えば名古屋戦前に負傷した大島僚太や、清水戦中に負傷した齋藤学などで、川崎Ｆにとっては大きな戦力ダウンということが言える。

　なお、チームはリーグ最少失点タイの18失点の堅守を誇るセレッソを相手にするだけに、新たな攻撃パターンの練習を実施。これまでの攻撃に加え、新たな手数としてそれを出せればゴールにも近づけそう。

　なお、直近のアウェイのセレッソ戦というと、優勝をかけた昨季の32節で対戦しており、これを1-2で落としている。そういう意味で雪辱を果たしたい試合となるが、どうなるだろうか。

文・江藤高志