4月26日(日)2015明治安田生命J2リーグ第9節
カマタマーレ讃岐 vs セレッソ大阪 (14:00KICK OFF/丸亀)
試合写真・コメントなど  | チケット
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●パウロ・アウトゥオリ監督
「ピッチの中で、気持ちとプレーの両方で立て直す姿を見せたい。選手たちはその期待に応えてくれると思う。まずは自信を取り戻すこと。シーズンの中では、どうしても結果が出ない時期もある。困難を乗り越えられるグループと、そうでないグループがある。自分たち次第だということを自覚して、今週は練習に取り組んだ。シーズンはまだ20%しか終わっていない。最終的にいい順位にいるチームこそが、強いチームだと言える。
(Q:今週も、ピッチを広く使って相手を揺さぶり、縦を突く攻撃を繰り返していたが?)
今までやってきたことでもあるし、今までの試合でできていたことでもある。負けてしまったことで、やるべきことをやらなくなる、ではいけない。このチームにはいくつかコンセプトがあるが、横幅を使って相手を広げて縦を突く形を今週はもう一度強調した。結果が出ないから変える、ということではない。勝者というのは、調子が悪い時こそ、ぶれずに信じてやり続けることができる組織であり、個人のこと。
(Q:今週は練習後にDFラインの選手を集めてミーティングする場面もあった。前節の失点場面について、修正する話か?)
いえ、逆です。僕の信頼を彼らに伝えたかった。悪い時期は誰にでもある。彼らは、今季ずっといい練習、試合をしてきた。失点は彼らだけの責任ではない。チーム全体の責任でもある。僕は信頼している、ということを彼らには伝えた。
(Q:紅白戦では楠神選手が先発組に入っていたが?)
順平は、今週、本当にいい練習を重ねてきた。今までで一番良かったし、本人にもそれは伝えた。あとは彼が勇気を持って試合で出してほしい。ドリブルは本当にいいモノを持っている。試合の中で、90分それを出し続ける選手になれば、いい選手になれる」

●山下達也選手
「(Q:連敗からどう挽回するのか?)
まず失点が多いし、守備の選手としてそこは反省しないといけない。一瞬の集中力というか、相手はこちらのミスを待っていると思うので、そういうところをなくしていかないと、せっかく取った1点もムダになる。なんとか後ろが踏ん張らないといけないシーンが多い。チャレンジとカバーをハッキリさせて、他人任せではなく、意識を高めて責任感を持ってやりたい。相手はGKからのキック1本やロングスローなども狙ってくる。隙を突かれないようにやっていかないと。(今節も)ある程度こちらが支配できるかもしれないけど、守備では一瞬の隙で失点しないようにしないといけない。
攻撃でも『相手に引かれたからといって点が取れないという言い訳はできない』と監督も常に言っている。サイドチェンジなどで相手を揺さぶりながら点を取る、監督の話していることを信じてやり抜くことが大事」

●染谷悠太選手
「(Q:連敗となったが?)
いい攻撃はいい守備からだし、逆もしかり。もう一度見直してやっていきたい。
(Q:練習後に監督と守備陣で話をしていたが?)
技術的なこと、戦術的なこと、メンタルも含めて多岐に渡った。こういう状況だけど、しっかりと自分たちがやってきたこと、やるべきことを見直して、という話だった。連敗はチームとしても苦しいし、誰もが悔しい気持ちを抱えているけど、それは結果で示すしかない。勝つという結果を出すことがすべてだと思う。ミスが2つ、3つ重なると失点につながる。いかにそのミスを減らしていくか。後ろが安定すればウチは点が取れる。守備の基本的な部分に立ち返って、安定感を求めてやっていきたい」

●丸橋祐介選手
「前節は全体が間延びしていた。もっとDFラインを押し上げて前から行くということも、前節の試合後に選手間で話し合った。恐れず前から行けたら守備もハマると思う。次の試合も攻めている時のリスク管理が大事になる。潰せるところでしっかり潰さないといけない。
(Q:連敗で危機感も?)
ホームで負けることはあってはならないし、ましてや連敗はやってはいけない。でも早めに負けたことを教訓にして、もう一度引き締めて戦っていきたい」

●扇原貴宏選手
「(Q:今週はピッチを広く使って崩す練習を徹底していたが?)
今までもやってきたこと。もう一度思い出して、ピッチで表現することが大事。
(Q:守備では、3ボランチ間のスペースを相手に狙われることも増えてきたが?)
3人なので、4人でやるより空くことは空くけど、そこを使われることを気にするよりも、最後で失点しないことを心がけたい。ただ、前節に関しては中盤が間延びしてしまった部分もあるので、そこはもう少しコンパクトに修正したい」

●楠神順平選手
「(Q:試合に向けた紅白戦では先発組に入ったが?)
もし先発で出ることになれば、(連敗中の)流れを変えたい。
(Q:やってやろう、という気持ち?)
ずっとその気持ちはあった。出たら思い切ってやるだけ。(今節は)相手に守備を固められた時にどう崩すか、ということが問われると思う。どうにか崩したいし、攻撃に変化を加えたい。チームが勝つことが一番だけど、個人としても、結果を求めていきたい」