4月29日(水・祝)2015明治安田生命J2リーグ第10節
セレッソ大阪 vs 京都サンガF.C.
試合写真・コメントなど  | チケット
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●パウロ・アウトゥオリ監督
Q:対戦相手であり、同じ関西の、J1昇格争いのライバルでもある京都の印象について。
「私が2006年(鹿島)にいたときには、京都はJ1のチームで、そういう伝統もあると思う。なによりも、どんなチームと対戦するときも、相手を必要以上に気にすることなく、我々がやるべきことをどれだけ出せるかがメインになる。讃岐戦ではやるべきことをもう1回思い出して、我々の目指すサッカーを出せた試合だった。プロセスとしては当然いいときも悪いときもあるが、悪いときに讃岐戦のようにどれだけ立て直せるか、気持ちの強さを見せるか、ぶれがなく試合の形を作り上げていけるかというところが大事になる」

Q:ホームで2敗しているため、次のホームゲームの重要性は高いのでは?
「すべての試合がもちろん重要だが、ホームゲームというのは勝たなければいけない。そこは間違いない。チームとして、昨年もホームでなかなか勝てなかったようだが、その流れを変えなければいけない。それは手品でもマジックでもなく、自分たちのやっていることを信じて、ぶれずに戦えるかということであり、かつチームメイトを信じて戦えるかということ。それができれば、もっともっと強くなると思うし、よさが出ると思う。ホームゲームというのは、『対戦相手が苦しむ場なんだ』というゲームができるようにならなければいけない。対戦相手が来たときに、『このセレッソのホームゲームでは相当苦しいぞ』という印象を与えたり、『ゲームを支配されるぞ』と相手に覚悟させるくらいの試合を常にやっていかなければいけないし、そういうものを今、積み上げていきたい」

●染谷悠太選手
Q:古巣・京都戦になるが?
「個人的にどうこうというより、42分の1の試合だと思っている。その1試合にかける思いは同じ。今、ウチは一戦必勝というところを非常に大切にしているので、1試合1試合で勝点3を目指してやっていくだけで、古巣だからとかそういうのは一切ないし、そこは特に意識していない。ただ、前まで同じチームでやっていた仲間であり、今は違うチームだがよきライバルというか、お互い同じピッチの上に立てるのは非常に喜ばしいこと。そのなかで、勝負にはこだわって、しっかりやっていきたい」

Q:ホーム2連敗している分、今回のホームゲームにかける思いも強いのでは?
「そうですね。チームとしてもそうですが、ホーム2連敗は、サポーターの方々に非常に申し訳なく思いますし、サポーターの想いに報いるためにも、しっかり目の前で勝つことが非常に大切。チーム全体で勝ちを目指して貪欲にやっていきたい」

●安藤淳選手
Q:相手のハイプレスへの対応について。
「チームによってもやり方が違うし、横浜FCのようにブロックを敷いてくるチームもある。どれだけ自分たちが相手に合わせず、自分たちのサッカーをして、1シーズン戦えるかが重要になってくると思う。そうしないと常に主導権を握るということができなくなると思うし、相手に合わせてしまっての戦いになると後手後手を踏むと思うので。今の自分たちのスタイルというのを信じて、チームが1つになって戦うのが一番だと思う」

Q:古巣・京都戦となるが、普段の試合と違う特別な感覚はあるか?
「正直言うと、多少はあります。初めての移籍で、初めて古巣と試合をするので、少しはそういう気持ちもあります。でも、J1昇格のための1試合に変わりはない。試合にはもちろん出たいが、出番が来たときに活躍できるように変わらずいい準備をしたい」

●キム ジンヒョン選手
「前のホームゲーム2試合で2失点ずつされて、そこは本当に自分が許せないと思っていた。だから、相手が誰でも絶対に失点ゼロで抑えるように頑張っていきたい。前までは僕としても声が少なかったかもしれないし、時にはみんなに怒ったりするなど、そこまでしてでもゼロで抑えられればいいと思う。ゴールデンウィークの5連戦、いいスタートが切れているので、連勝できるように次の試合も取って、いい成績にしたい」

Q:ホーム2連敗している分、今回のホームゲームにかける思いも強いのでは?
「勝たなければいけない。ホームで勝つのを見たいとみんなが思っているだろうし、勝てば試合後の喜びはまた違ってくると思うので、勝つ姿をしっかり見せたい」

●長谷川アーリアジャスール選手
Q:ホーム2連敗している分、今回のホームゲームにかける思いも強いのでは?
「ホームでファン・サポーターの人たちもたくさん来ているなか、結果が出ていないというのは、選手としてもふがいない思い。アウェイでもたくさんの人たちが来てくれて、そこで結果を出せているので、ホームでもしっかり自分たちの力を出せば結果は出ると思う。アウェイもホームも、どの試合も大事なのは変わらないが、次は京都が相手で、この連戦のなかでもすごく大事になると思う。5連戦の最初で勝って勢いに乗っていけると思うので、今回も勝って、この5連戦を5連勝できるようにしたい」

●椋原健太選手
「ホームで勝点6を失ってしまった悔しさは忘れてはいない。取り返すことはもうできないが、今季は連勝もまだないので、そこを意識して、しっかり試合に入りたいし、ホームで勝ちが欲しい。サポーターも勝利を待っていると思う。この5連戦を全勝するつもりでみんな戦っているし、監督もそう言っている。1試合1試合すべてを出し尽くすような気持ちでやっていけたらいいなと思う。僕自身もたくさん試合に絡めてきて、ディフェンスラインだったり横の関係だったり、GKともよく話すようになってきて、すごくコミュニケーションが取れてきた。京都にもすばらしい攻撃陣がいるが、失点ゼロでしっかり終えられるように頑張りたい。讃岐戦では(楠神)順平くんが気持ちを見せてチームに新しい流れを吹き込んでくれたので、その流れを閉ざさないように、チーム一丸となってしっかり頑張っていきたい」

プレビュー:絶対に勝たなければいけないホームゲーム。宿敵、京都と対戦