12月6日(日)2015 J1昇格プレーオフ決勝
アビスパ福岡 - セレッソ大阪 (15:35KICK OFF/ヤンマー)
試合写真・コメントなど |チケット
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●大熊清監督
「今(チームが)持っている(力の)なかでの準備というのは、いい準備ができているので、あとは自分たちの今持っている力を謙虚に全部出し切るということ。それも、ウチがやってきた部分を出す。自分たちのことを信じて攻守をやって、ある意味、頭もいろんな意味で予測してということをやりつつ、ボールも走らせるけど、自分も走って、相手もできれば走らせて、自分たちのサッカーをするということをやっていきたい。
今季、足りないところもあったり、紆余曲折あって、この場所にいる(4位でJ1昇格プレーオフ出場)というのは、自分たちの立ち位置。しかも、これだけいろんなことがあって、正直下位にも苦戦していたりというなかで、ここにいられるというのは、いろんなご支援とかサポートがあったというところもあり、自分たちだけで(プレーオフ決勝の権利を)つかんだだけでなく、ファン・サポーターの人たち、スポンサーの方々の力があったから。ただ、そこも重みにならずに、その自分たちの力をピッチに出すということが、非常に大事になる。あとは(山口)蛍も言っていたけど、試合にはベンチ入りは18人しか入れず、ピッチには11人しか出られないので、(メンバー入りできない選手をはじめとする)周りの方の気持ちをきちっと受け止めて戦っていきたい。
福岡について、個性、ストロングポイントはリスペクトしつつ、この一発勝負というのは、俺もいろいろそれなりに試合をやってきているけど、また違ったものがあるもの。ある意味、過去のことは頭に入れないで十分に戦える。だからこそ、この1試合というか、この一瞬に集中すること。攻守に、一瞬、一瞬に集中して、ずっと90分間続けられるか。サッカーは攻守がずっとあり、ボールを持っていないときでも守備や攻撃があるなか、それ(集中)を切らさずに90分間攻守、攻守、攻守という時間を、隙間なくやり続けたほうが結果は出るもの。そこをやり続けるだけです」
Q:ファン・サポーターが前日練習でも大勢応援に駆けつけてくれていたが?
「本当にずっと変わらず、継続は力というか、そういう継続がいただけたから、(J1昇格への)時間と試合を与えてくれたというのもあるので、本当に(力を)出し切らなければいけないということを改めて痛感させてもらっている」
Q:サポーターに向けて
「いろんな内容の試合がありましたが、最後スタジアムで一緒に戦ってもらえると非常に力になるし、ありがたい思いです。ぜひスタジアムに来ていただければと思います」
●山下達也選手
「福岡は(最近)全然負けていないし、いい流れのまま試合に入ってくると思うし、相手は勝てると思っているかもしれないですが、そこをなんとか叩きたい」
Q:ウェリントンら強力攻撃陣への対応について
「身体が強いと思うので、そこは賢く僕らはやらないといけない。どうしても1点取らなければいけない状況なので、なんとか失点しないようにというのを、まずは考えてやっていきたい。(チームとして攻めに行って)前に行くときも、切り替えはちゃんとやっていかないと、相手もカウンターは狙ってくると思うので、そういうところの運動量で負けないようにしたい」
Q:同じ相手に1年に3回負けるわけにはいかない思うもあるのでは?
「そうです。そこは僕らのほうが『やってやろう』という気持ちはあるし、チャレンジャーとして、しっかりと謙虚にやっていきたい」
Q:ミーティングから練習においても意思統一ができているのでは?
「紅白戦を見ていても結構いい攻撃ができていたり、いい形ができていたりするので、そういうところが練習から出てきているし、試合でも絶対にチャンスがあると思うし、前の福岡戦のホームゲームでも、GKと1対1のシーンとか、いろいろチャンスはあったし、あとはそこを決めきるだけだと思います」
●関口訓充選手
「泣いても笑っても明日(試合当日)が最後なので。本当に、勝つだけです。だいたいの共通理解というのは、今週の練習で落とし込むことができている。また試合前に改めてみんなにそういうことを言ってから試合に入りたいが、1週間いい準備ができてきたし、勝つために全力を尽くすだけなので。いい1週間が過ごせたと思います。絶対勝利という目標に向かって、90分間しっかり戦いたい。そのなかで、90分通して勝つということを念頭に、最初から行きすぎることなく、自分たちのスタイルを貫きながら、最後、時間帯によってはバランスを欠いてでも1点を取りに行く場面も絶対にあると思うので、自分たちは焦ることなく主導権を握りながら90分戦いたい」
Q:セレッソから始めさせた福岡の9連勝をここで止めて、勝ってJ1に昇格することが、乗り越えるべき最後の壁では?
「福岡というよりは、自分たちの順位というのは、自分たちが今季招いた結果。こういう(4位という)順位に終わってしまったけど、J1昇格という目標だけは勝ち取れるように、この一戦だけは、絶対に勝たなければいけないという想いがあります」
Q:今年のチーム、メンバーで戦えるのも、これが最後。勝って歴史に名を刻むときになるのでは?
「J1に昇格すれば、名を残せると思うし、試合に出ていない選手も多くいるかもしれないですが、練習もみんなでやってきた成果。その集大成だと思って、出る選手、出ない選手にかかわらず、みんなで頑張っていきたい」
◆プレビュー:セレッソに関わるすべての人の想いを1つに、最終決戦、必ず勝ってJ1に昇格する!
◆相手チーム情報:キーワードは「いつも通り」。5年振りのJ1へ準備は万端
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プレーオフ 決勝 福岡戦|試合前日の監督・選手コメント
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