4月17日(日)2016明治安田生命J2リーグ第8節
セレッソ大阪 - ギラヴァンツ北九州 (16:00KICK OFF/ヤンマー)
試合写真・コメントなど チケット
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●大熊清監督
「全体的にはすごくよくなっているが、1試合1試合に向かう、そういう気持ちなどのところで、強いチームは反省を生かして次(の試合に臨む)ということがあると思う。今週言ったのは、『金沢戦で1点目を入れられたあとの20分で、奪えない、プレッシャーをかけられない、(主導権を)握れないといったような、今季一番の後手を踏んだという反省があった。そういうことを生かせる積み重ねがあるかどうかが、強いチームになるかどうか』ということ。そういう意味でも、千葉がだからとか、清水だからとか、相手がどうこうというよりも、自分たちがやるべきことをやっているかというところにスポットを当てていきたい。チームとして隙みたいなものを出さないように、最後までやるべきことをできるか、そこを突き詰めたい。
 北九州にもうまい選手は多く、ケガ人も治ってきているようだ。千葉戦とか清水戦とかと同じく、相手をリスペクトして試合に臨みたい。
 ヤンマースタジアム長居で試合前に一度(非公開)練習をやれたのは大きかった。急遽だったが、クラブや関係者の皆さんの力も借りた。キンチョウスタジアムの雰囲気とは違うところもあるし、空間認知など、ヤンマーと金鳥スタでは違うところもある。ブラジル人選手たちを含めて、セレッソで今季からプレーし、ヤンマーが初めての選手もいるので、いきなり試合をするのと2回目なのとは、全然違う。練習でも、集中してガチンコで(紅白戦など)やってくれたので、これを生かしたい」

●山村和也選手
「ヤンマースタジアム長居は、キンチョウスタジアムとは空気感も違うので、このタイミング(ミッドウィークの非公開練習)で、できたのはよかった。そのなかで、紅白戦では毎回激しい試合ができているが、そういったものが今の結果につながっていると思う。そういうところで出た課題も、また修正をしながら、試合に臨めればと思う。今は一戦一戦を勝っていくことがJ1昇格に向けて大事になると思うので、清水戦が終わったとか、そういうのではなく、しっかりと準備して、目の前の試合に臨むことが大事になる」

Q:2戦連続ゴールを目指すか?
「僕自身、そんなに得点を取るという選手ではないのですが(苦笑)、チャンスがあれば点を取りたいと思う。ただ、まずは試合の流れというところで何をしなければいけないのかを、一戦一戦しっかりやっていきたい」

●キム ジンヒョン選手
「清水に勝ったあとも、終わってからすぐ、みんな次の試合を考えていて、『今日の勝ちを無駄にしないように、しっかりやっていこう』という話もした。今の練習や紅白戦などもそうだが、しっかり勝てるような練習もやっている。あとは慌てないでやることが大事になる。ヤンマースタジアム長居でやるが、いつもと思いは変わらない。昨年のJ1昇格プレーオフの悔しい気持ちは残っているが、そこよりも、まずは次の試合が大事。そこだけを考えたい。北九州戦では、セレッソにいた選手も活躍しているし、(古巣対決に臨む彼らに)やられたくない気持ちはあります」