4月23日(土)2016明治安田生命J2リーグ第9節
北海道コンサドーレ札幌 - セレッソ大阪 (13:00KICK OFF/札幌ド)
試合写真・コメントなど チケット
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●大熊清監督
「前節は、引いた相手にブロックの前でボールを回すことも多く、一人ひとりが持つ時間も長く、人を越える動きが少なかった。スペースがないから(人を)越える動きやバイタルへボールを入れる回数が少なかった部分もあるけど、相手がどんなやり方をしてきたとしても、(人を)越える、ボールを入れる動きはしていきたい。
 もう少し早く選手を代えることも考えたし、采配で目先を変えることも必要だったけど、選手が自分たちで試合の中で戦術を微調整することも必要。前半の45分の中で修正できれば、相手にとって、もっと掴みづらいチームになる。その中で、途中から出た選手が自分の役割を全うしてくれたことは今後につながる。ああいう試合を同点にするのも大変だから。
 今週は自分たちで試合の映像を見て反省もして、またフレッシュな気持ちを持って集中して練習に取り組めた。札幌はいいチーム。選手それぞれに力があって、個性もある。四方田修平監督は経験豊富で相手をリスペクトしながらも、勝ちを手繰り寄せてここまで来ている印象。相手のホームだし、スタジアムも独特な雰囲気がある。何回かあそこ(札幌ドーム)で試合をやったけど、札幌のちょっとした攻撃でもかなり盛り上がる。そういうことも乗り越える我慢強さが必要。ただ、だからと言って消極的になってはいけない。ボールを動かして、先制点を狙っていきたい。(前節の失点につながった)FKなどセットプレーもしっかり詰めて試合に臨みたい」
 
●山下達也選手
「(札幌の攻撃陣は)都倉賢選手もいるし、ジュリーニョ選手がまだ読めない部分もあるので、警戒したい。試合を見ていたら、いろいろところでプレーしている。中盤でマークを1人外せる力も持っていると思う。ジュリーニョが持ったときの動き出しは、しっかり見ないといけない」

Q:札幌でプレーした2011年はJ1昇格にも貢献している。古巣戦になるが?
「札幌には感謝の気持ちしかない。対戦するのは楽しみだし、しっかりとプレーしたい。(当時は)櫛引一紀、宮澤裕樹、上原慎也、河合竜二さんとかと一緒にやっていた。クッシー(櫛引)とは、奈良(竜樹)ちゃん(川崎F)と組む前にセンターバックでコンビを組んでいた。札幌ドームの(ホームに勢いを与える)雰囲気の中でしっかりと抑えれば、自分たちの流れは絶対に来る。多少、我慢する時間帯が長くなったとしても、ハードワークして戦い抜きたい」

●ソウザ選手
Q:現在、3得点でチーム得点王だが?
「いい流れが来ているね(笑)。チャンスがあれば、これからもどんどん決めていきたい。ただ、いつも言うように、チームのためにプレーすること、チームの勝利が一番。それに、試合をするたびに修正する部分も出てくる。前節にしても、前半は自分もミスが多かった。チームメイトに要求する前に、自分自身に求めていかないといけない。これからも練習からしっかりやっていくことが大事。コンディションも、日本に来た時は体重も少しオーバーしていたけど、今は練習するごとに上がっている」

Q:札幌のジュリーニョ選手、マセード選手とは面識があるか?
「知っているよ。ブラジルで対戦した経験もある。2人ともいい選手。速いし、危険な選手。注意深く対応しないといけない。特にジュリーニョ選手は調子も良さそうで、マッチアップすることもあると思うので、しっかりと抑えることが大事になる」