7月24日(日)2016明治安田生命J2リーグ第25節
カマタマーレ讃岐 - セレッソ大阪 (18:00KICK OFF/ピカスタ)
試合写真・コメントなど チケット
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●大熊清監督
「(前節は)2点目を取ることの重要性と、後半の入り方が問題だった。前半は良かったが、後半すぐの失点が空気感を変えてしまった部分もある。1点だと事故も起こり得る。失点ゼロで終わることが大前提だけど、何か起こったあとのメンタルを強く持つことも必要。1失点目は相手のシュートが山下の背中に当たってドライブしたアクシデント的な形だったけど、問題はスローインからやられた2失点目。ウチの課題として、同点とか苦境になると、守りを疎かにして攻撃だけを考えてしまう。謙虚に守って、自分たちのボールにしてから、というところも大事。集中力(の問題)というか、そこで崩れると、取り返すことはそう簡単ではない。ただ、引きずっていても仕方ないので、しっかりと修正して、次の試合でも試合の入りやスローインを含めたリスタートには注意したい。けが人や移籍でメンバーも少し替わっている中、前節も悪くはなかった。(丸岡)満も精一杯やった。GKとの1対1で、また抜きからのシュートはミスしたけど、そこまで行けていることはいいこと。伸び盛りの選手なので我慢も必要だし、伸びて欲しい。(杉本は)メンタル的に非常に充実している。責任感も出てきた。得点の形も前節のダイビングヘッドにしても、泥臭くなってきた。『お前が攻撃を引っ張っていけ』ということは話しているし、さらに存在感を増して欲しい」

●杉本健勇選手
「前節は、前半は相手のプレスをいなすことができていたけど、後半すぐの失点によるダメージが大きかった。ただ、それでダメージを受けているようではいけない。全員が強い気持ちを持って、追いつかれても勝ち越す気持ちで戦わないといけない。スローインからの失点など、修正すべき部分は練習の中から修正して意識付けは行ったけど、やることは大きくは変わらない。今までのベースに上積みをしていくだけ。ただ、最近は1点取ってもそのまま終わらない試合も多いので、1点では足りないという気持ちで自分の中では戦っている。2点、3点と取ってチームを勝たせる気持ちで戦う。自分が、自分がとなり過ぎるのではなく、パスした方が得点の確率が高まるならパスを選ぶけど、一人ひとりが得点を取る気持ちを強く持つことが必要。開幕してからずっと、守備陣は頑張ってくれているので、これからは攻撃陣がもっともっと点を取って、チームを勝たせたいという気持が強い」

●田中裕介選手
「前節は、前半に関してはいい形でゲームを進めることができたけど、後半立ち上がりの失点が少しゲームを難しくした。改めて試合の入りは気を付けないといけない。2失点目はスローインからやられた。いいチームはスローインから失点することはない。川崎(フロンターレ)にいた時に鹿島(アントラーズ)と対戦した時は、投げるところがなくて遅延行為で警告をもらうくらい、(鹿島は)厳しくマークに付いていた。スローインになったらピンチと思うのではなく、逆に奪ってチャンスにつなげるくらいのイメージで守備をやりたい。(前節の2失点目は)最後はマークを外してしまった形だけど、プレッシャーがかからずいいボールを上げさせてしまうと、ゴール前では何が起こるか分からない。簡単にクロスを上げさせないことも課題だと思う」

Q:讃岐は前線にシンプルにボールを当ててくるイメージもあるが?
「前回の対戦時、僕は試合に出ていないけど、外から見ていた中では、そのイメージはある。そこで起点を作らせないこと、こぼれ球をしっかり拾うことは大事。引いてくるのか、前から来るのか、今回、相手がどういう戦い方をしてくるかは分からないけど、向こうもホームで勝ちたいと思っているだろうし、どこかで前に出てくると思うので、逆にそういうところをウチが突けるようにしたい。1回負けたからバラバラになるのではなく、連戦の最後だけど、しっかりとまとまって勝ちたい」